我が家は建築時にNEDOの「建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業」に応募し、何とか当選して、省エネに関わる設備・工事費用の1/3を補助金として支給してもらいました。ここでいう設備とは、スウェーデンハウスの特長である3重ガラス窓やドア、エアコン、エコキュート、断熱材などで、補助金の総額はウン十万円ほどになりました。
補助の対象になった場合、入居後3年間にわたり、1年ごとのエネルギー消費量(消費電力など)をNEDOに報告すると共に、省エネナビ(写真1枚目)を設置する義務が課せられました。省エネナビは分電盤に取り付けられた電力センサからの情報を無線でキャッチしモニター表示するもので、期間として今日/今月/前日/前月/累積に切り替えることができ、情報として電気使用量/二酸化炭素排出量/電気料金を選ぶことができます。その他にもいろいろ表示情報があるのですが、我が家では省エネナビをパソコンデスクの上に置いて、その日の目標値に対する消費電力の実績値(写真2枚目)を確認すると共に、1日の消費電力の変化(写真3枚目)をチェックしています。この1日の電力推移を見ると、朝夕のエアコン暖房稼動時の消費電力の増加や、時々オーブンや掃除機を使った時の電力の急増ぶりを知ることができます。また、これらのデータはナビの内部に保存され、ひと月ごとの消費電力の推移(写真4枚目)を表示したり、パソコンにデータを送ることもできます。
このナビを使ったからと言って省エネになるというわけではありませんが、毎日チェックすることで、電力消費に対する意識が高まる効果を期待しているのでしょう。