春の気配 ～その３～

　庭木、球根に続き、草花たちも花を咲かせ、春の気配が感じられるようになってきました。でも、昨年と比べると、２月が寒かったせいか、花の種類は少なく、１～２週間ほど遅いように感じます。
　昨秋、花壇に花の種を何種類か蒔きましたが、その中でネモフィラが一番最初に花を咲かせてくれました（写真１・２枚目）。他の花はぐんぐんと成長しているものの、まだ蕾がなく、花壇が花いっぱいになるのはもう少し先になりそうです。

　２年かけて親株から株分けし、庭のいたる所に植えて増やしたニオイスミレも花を咲かせています（写真３枚目）。冬の間はすっかり枯れていたのに、春になると残った根からちゃんと芽を出し、花を咲かせてくれる頼もしい存在です。

　庭を見渡すと、どこからか種が飛んできたのか、見覚えのない花が咲いていることがあります（写真４枚目）。庭も今年で３年目を迎え、こうして不意に芽を出し、花を咲かせてくれる草花が増えてきました。こうした庭からのプレゼントは、意外とうれしいものです。