今の時期は空気が澄んでいるおかげで、毎朝、高速道路を利用して通勤する際、白く雪化粧した遠くの山々を眺めることができます。そう言えば、前に住んでいたマンションは、近くに高い建物がなく、東の角部屋だったので、西側を除く３方向を見渡すことができ、眺めは最高でした。真っ赤な朝焼けと日の出、夏の週末には四方八方であがる花火、冬には見渡す限りの平地とその向こうに連なる山々の景色などを楽しむことができました。その頃、「家を建てるなら・・・、山並みからのぼる朝日か、山に沈む夕日の見えるような場所に。」と漠然とした夢を描いていたことをふと思い出しました。
今、念願のマイホームを持つことができ、周りには雑木林や緑豊かな山はあるものの、家から遠望のきくのは北側のみで、ゆっくり景色を眺めるのに適した部屋や窓は少なく、“眺め”という点では夢を実現とまではいかなかったようです。憧れのスウェーデンハウスで家を建て、外構＆庭づくりを楽しみ満足度は高いのですが、すべての希望や条件を満足した家や土地というのは現実にはなかなか難しいようです。
