ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

窓木枠の経年変化

今年のGWは晴天に恵まれ、庭作業がはかどって予定していた作業が終了・・・
 
時間的に余裕ができたので、この機会に家の窓枠メンテを進めることにし、5/4~6の3日間、1階の窓・ドアを中心に毎日少しずつ再塗装しました。
 
メンテの方法はこれまでと同様、キシラデコールの無色下塗り用であるカラレスを塗り、その後我が家の窓木枠色であるカスタニで仕上げるというやり方で、再塗装前後の様子など、これまでも何度か記事で紹介しているので、今回は省略・・・
 
代わりに8年目を迎えた我が家の窓木枠が、窓の位置(方角)や環境(日当り、雨など)により、傷み具合に差が見られたのでその結果をまとめてみました。
 
紹介するのが恥ずかしいほど、かなりメンテをさぼって8年目を迎えたので、こまめにメンテをされている場合とは傷み具合が異なり、あまり参考にならないかもしれませんが、一事例として紹介します。
 
 
①リビング バルコニードア(両開き)
<方角> 南側
 
<日当り> ドアの上にバルコニーがあるので、冬の一時期を除いて直射日光は当たらない。
 
<雨当り> 日当り同様、バルコニーのおかげで直接雨が当たることはないが、バルコニーから落ちる雨がドア前のデッキで跳ね、滴がドアの下部分を濡らすことあり。
 
<メンテ記録> 2008年5月以来、5年ぶり、3回目
 
<木枠状態>
ドアの上にあるバルコニーから雨が落ち、デッキで跳ねた滴がドアの下側を濡らすため、30cmくらいの高さまで薄っすらと黒くなっており(黒カビ発生?)、ひび割れもドア下側に多発。
 
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2~3年目の時、この雨水の跳ね返りが気になり、ドア上部のバルコニー部分にオーニングシートを張って対策したところ、多少なりとも改善。
 
それですっかり安心してしまい、5年もメンテ空白だったとは! 自分でもびっくりです。
 
いつもはいきなり塗装するのですが、汚れを落とすため今回はブラシで擦ってみました。
 
その結果、ドア下側の木枠部分のカサカサ表面が取れて、塗装が落ちが発生。
 
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最終的にはカラレス+カスタニ塗装で色的には復活!
 
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これでまた安心して、メンテが数年後になりそうな予感・・・
 
②和室窓
<方角> 南側
 
<日当り> 窓上にバルコニーがあり、窓前に果樹木が植えてあって日陰になるので直射日光が当たることはなし。
 
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<雨当り> 日当り同様、バルコニーのおかげで直接雨が当たることはなく、前記バルコニードアのようにデッキもないため、雨水の跳ね返りの影響もなし。
 
<メンテ記録> 2007年7月以来、5年10ヶ月ぶり、2回目
 
<木枠状態>
南側と言っても日当り、雨の影響が少ないせいか、色落ち&カサカサ感はあるものの、ひび割れは少なく、傷みは少ない。
 
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③ダイニング窓 1
<方角> 南側
 
<日当り> 窓上部前方に葺き降ろし屋根が出ているので、晩秋から初春以外は直射日光は当たらない。
 
<雨当り> 日当り同様、葺き降ろし屋根のおかげで強い風雨の時以外、直接雨が当たることはない。
 
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<メンテ記録> 2007年7月以来、5年10ヶ月ぶり、2回目
 
<木枠状態>
前記和室窓と同様、見かけ上大きな傷みがなかったので、すっかりメンテをさぼってました。
 
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今回ついでのつもりでメンテしたのですが、ブラシで擦ってみると、T1105の2連窓の両方で塗装落ちが発生(びっくり!)。
 
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日陰の和室窓に比べ、直接でないにしても散乱光が当たるので、木枠表面の劣化が進んでいたのかも?
 
④ダイニング窓 2
<方角> 東側
 
<日当り> 窓横につるバラのバーゴラがあるものの、日当りにほとんど影響はなく、午前中の半日は直射日光が当たる。
 
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<雨当り> 雨も直接当たる。
 
<メンテ記録> 2010年3月以来、3年2ヶ月ぶり、3回目
 
<木枠状態>
日光&雨が直接当たる割には大きなひび割れ発生はないものの、木枠のカサカサ感があり、ブラシで擦ったら色落ち発生。
 
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合わせて、窓下水切り板とのコーキングが劣化して剥がれが目立つ。
 
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⑤キッチン 勝手口ドア
<方角> 東側
 
<日当り> 午前中の半日は直射日光が当たる。
 
<雨当り> 雨も直接当たる。
 
<メンテ記録> 2010年3月以来、3年2ヶ月ぶり、3回目
 
<木枠状態>
直接当たる雨と、ドア前に設けたデッキからの跳ね返りの影響で、ドアの下部30cmくらいまで黒カビ発生。
 
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ひび割れもドア下側に多少発生。
 
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⑥洗面所窓
<方角> 西側
 
<日当り> 2年前に西側に家が建ち、夏場以外、直射日光が当たることは少なくなる。
 
<雨当り> 雨は直接当たる。
 
<メンテ記録> 2010年3月以来、3年2ヶ月ぶり、3回目
 
<木枠状態>
強い西日が当たる影響か、木枠のカサカサ感をかなり感じる。
 
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窓下水切り板とのコーキングの劣化も目立つ。
 
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⑦浴室窓
<方角> 北側
 
<日当り> 北側のため、夏場以外は直射日光が当たることない。
 
<雨当り> 雨は直接当たる。
 
<メンテ記録> 2007年7月以来、5年10ヶ月ぶり、2回目
 
<木枠状態>
ひび割れは若干発生しているものの、北側のせいか、色落ち感、カサカサ感は少ない。
 
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⑧トイレ窓
<方角> 北側
 
<日当り> 北側のため、夏場以外は直射日光が当たることない。
 
<雨当り> 玄関デッキ部の屋根が半分窓に掛かっているので、前記浴室窓よりも雨の影響は少ないかも?
 
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<メンテ記録> 2007年7月以来、5年10ヶ月ぶり、2回目
 
<木枠状態>
 
ひび割れもほとんどなく、カサカサ感もない。
 
今回メンテした窓の中では、1番傷みの少ない窓。
 
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【総括】
当然ながら、日当り、雨当りの激しい窓ほど、経年の傷みが激しく、ひび割れだけでなく、カサカサ感も進行・・・
 
その影響が大きいと思われる南側の窓については、我が家の1階については、バルコニーと葺き降ろし屋根のおかげで緩和されている感じ・・・
 
今回、メンテは実施しなかったが、2階南側の窓&ドアは日当りと雨がまともなので、我が家の中で1番傷みが激しく、メンテさぼり気味の中でもこれまで4回実施(参考に昨年10月時のメンテ記事はこちら・・・)。
 
ドアの木枠部については、日光、雨以外にも、デッキからの雨の跳ね返りの影響が意外と大きいことを実感・・・
 
これまでのメンテから、個人的には入居後木枠部の変化の激しい最初の2~3年はできるだけこまめにメンテし、その後落ち着いてからは数年おきのメンテでもいいのでは?という感想(我が家はもう遅いですが・・・)
 
結局、再塗装メンテは木部を傷めない(劣化を遅くする)効果はあっても、傷んだ木部を復活させる効果はないので、我が家のように放置して劣化を進行させてしまっては取り返しはつかず、やはり最初からできるだけこまめにメンテしてあげるしかないのかも?