先週の3連休最終日、久しぶりに家族で信州にドライブに出かけました。
この頃から天気は好転して青空が広がり、八ヶ岳の山々も頂上付近に雲がかかっているものの、裾野部分ははっきり見え始め、さらに晴れ渡ることを期待しつつ先を急ぎました。
「稲子の湯」は大学を卒業してすぐの頃、もう25年ほど前のことになるので記憶も定かでありませんが、雨が降ってガスがかかり視界が悪い中を、地図を頼りに訪れたことがあり、懐かしい気持ちで今回立ち寄ってみました。
本当に久しぶりでしたが、山の中にある1軒宿は今も昔の面影を残し、八ヶ岳への登山口にあることから、山小屋の雰囲気を漂わせていました。
これまで経験したことのない雰囲気の温泉宿に、子供達や妻は少々戸惑い気味でしたが、入湯料大人600円、子供300円を払い、先客の登山者と共に温泉を楽しみました。
R299では峠を越えて茅野市に向かうため、さらに峠を目指してルートを登り続けましたが、途中、白駒池を散策するため、有料駐車場(500円)に車を停め(ちなみにトイレも有料で50円)、15分くらいのところにある池へと歩き始めました。
幸いちょうど雲が切れ、雨はあがったものの、傘を持って散策路を歩き始めましたが、周りはツガ、トウヒ、シラビソなどの原生林で、その根元には一面苔の緑の絨毯が広がり、雰囲気は最高でした。
白駒池には15分ほどで到着。特にきつい上り道などなく、散策路も整備されているので、ドライブのついでにちょっと立ち寄ることもできそうでした。
白駒池は初めて訪れましたが、標高2100mほどの所にある静かな池で、残念ながら紅葉にはまだ少し早かったものの、眺めは良好!
9月下旬頃から紅葉のピークを迎え、その後春まで結氷するとか・・・
池の周りは30分ほどで1周することもできますが、この日は湖岸の山荘をつなぐ木道を歩いて、池を1/4周ほどして車に戻りました。
昔、このルートを走った時は、もっと広くて立派な道だった気がするのですが・・・記憶が曖昧になっていました。
R299を下り始めると、子供達や妻はこの日これまでに美味しい物を食べ、温泉、そして散策を楽しんで満足したのか、揃って車の中で爆睡し始め、元気があれば蓼科へ寄っていこうかとも考えていましたがそのまま素通りし、茅野市内へと入りました。
まだお土産を買い足らなかったので、諏訪ICから高速に乗り、諏訪湖SAに寄ってお土産をゲット!
晴れ間も広がり、午前中よりも姿を現してくれた八ヶ岳をバックに写真を撮り、帰路につきました。
その後、家族が皆眠る中、1人睡魔に襲われながらも頑張って運転し、20時過ぎに自宅に無事到着しました。
日帰りでしたが、久しぶりに家族みんなでの遠出であり、美味しい物、温泉、大自然を満喫して楽しい1日となりました。