春のバラの開花ピークが5月で終わり、今は2番花の開花がわずかに見られる程度で、すっかり落ち着いてしまいました。
6月はバラに代って、他の花々が開花を迎えており、今一番目立っているのがユリの花です。
中でも鉢植えで育てているオリエンタルユリ「ミゼットピンク」は5年目を迎え、4本に付いた30個ほどの蕾が下から順に咲き始め、大きくて華やかな花と共に濃厚な香りを漂わせています。


鉢は雨に打たれないように葺き降ろし屋根の下にあるダイニング前のサプデッキに置き、庭作業の合い間、あるいは家の中から窓越しに花と香りを楽しんでいます。
それにしても、このユリは5年間ずっと同じ鉢に植えっ放しで、生長期と花後に液肥を与える程度で、植え替えをしたり、土を入れ替えたりしていませんが、毎年こうして立派に花を咲かせてくれます。
その逞しさに驚かされると共に、今年もこうして花を見ることができ、嬉しく感じています。