ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

一人旅 ~ 9日目 その2 ~

一人旅の9日目、久しぶりに帯広にある幸福駅に立ち寄った後、R236で南下し、中札内、更別、幕別、大樹といくつもの街を通過して広尾町に到着。
 
天気が良く、日射しを浴びると車内は暑くなり、窓を開けると周辺の牧場からの牛の臭いが漂い、あまりに強烈な時は窓を閉めてエアコンをかけての走行になりました。
 
広尾でちょうど正午になり、ちょうど帯広地方の名物である“豚丼”ののぼりをあげた1軒の食堂を見つけ、食べていくことにしました。
 
メニューには豚丼がサイズ別にS/M/Lとあり、量がわからないのでとりあえずMサイズを注文。
 
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出てきた豚丼は肉が大きくて厚く、味は少し甘めで私好み・・・量もちょうど良く、お味噌汁付きで700円でなかなかお値打ちでした。
 
 
広尾からはR336へと移り、襟裳岬を目指しました。
 
このR336のうち、広尾から襟裳までの約30キロの区間は海岸線の断崖絶壁が続くルートで、道路完成までに黄金を敷きつめるほどに巨費が投じられたことから“黄金道路”と呼ばれる道。
 
ちょうど“黄金道路”の石碑があったので、車を停めて撮影すると共に、この日の朝からの頭痛がまだ続いていたので、もう1度かぜ薬を飲んでしばし休憩・・・天気は良く、ちょうど護岸壁にいたカモメと共に海とこれから向かう襟裳方面を眺めました。
 
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久しぶりの“黄金道路”でしたが、所々で海岸線に沿った旧道に代わり、新たにトンネルが開通しており、現在もなお新たなトンネル工事や防護壁が造られ、今もなお“黄金道路”といった様子でした。
 
 
途中、以前秋にバイクで訪れた際、サケの遡上を初めて見た川(猿留川)を思い出し、国道を離れ、しばらく川沿いの道を進んで川原に降りてみましたが、今回はサケの姿はなく、残念ながら遡上の様子を見ることはできませんでした。
 
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黄金道路も終盤となり、断崖絶壁から原野へと景色が変わると岬はもう間近・・・14時少し前に襟裳岬に到着しました。
 
襟裳岬1998年に妻と訪れて以来なので、本当に久しぶりでしたが、展望台、「風の館」、お土産店など大きな変化はなく、また、強い風も吹いていて、何もかも昔のままという感じでした。
 
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襟裳岬の後はR336、R236で日高地方へ。
 
日高地方は牧場が点在し、競走馬の産地として有名ですが、牧場は以前見学したことがあるので、今回は素通りの予定。
 
ルート沿いの町ごとに温泉やキャンプ場があるので、とりあえず夕方までに行ける所までと決め、様似、浦河、新ひだかと順に街を通過し、そして夕明けの見え始めた頃、新冠の道の駅に立ち寄り、併設のAコープで食料の買出しを済ませました。
 
この日のキャンプ地は、新冠の市街地の西側の小高い山の上にある判官館森林公園キャンプ場と決め、薄暗くなり始めたので急いで直行。
 
運良くまだ開設(後日調べると10/31まで開設)していて、利用料600円を払ってキャンプサイトへ移動。
 
10月の平日、しかもマイナーなこのキャンプ場となると、さすがに他に利用者はなく、知床羅臼に続き、1人っきりのキャンプとなりました。
 
実はこのキャンプ場、新婚当時の1998年に妻と北海道を旅した際に利用したことがあり、それまでキャンプなどしたことがなかった妻にとっては初めてのキャンプになった場所。
 
久しぶりのキャンプ場でしたが、それほど大きく変っていなかったので、当時と同じ場所にテントを張り、早速夕食の準備に掛かりました。
 
この日の夕食メニューはレトルトの中華丼とほっけフライ、レタスのサラダと味噌汁、そしてデザートにりんごを付け、風邪気味か少し頭痛がするのでこの日はアルコールは抜きにしました。
 
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この日は風もなく、星もたくさん見え、国道を通る車の音が時々かすかに聞こえるだけ・・・
 
そんな中、デザートのりんごを食べながら、ラジオで中日-ヤクルト戦を聞き(この日勝ってマジック2に)、食後の時間を過ごしました。
 
21時過ぎに床に就き、旅の9日目はこうして終りました。