ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

一人旅 ~ 6日目 その1 ~

一人旅6日目の朝は、私のお気に入りのキャンプ場である屈斜路湖和琴半島の湖畔キャンプ場で迎えました。
 
このキャンプ場は、湖岸にテントを張ることができロケーションが最高。利用料金は450円と安く、すぐ近くに無料の温泉があるのも魅力です。
 
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1997年の独身最後の北海道ツーリングの際、このキャンプ場を初めて利用してすっかり気に入り、以来「いつか再び!」とずっと思い続け、結婚後は「子供達とここでキャンプできたら最高!」と思っていたものの、今回一人旅での再訪になってしまいました。
 
それでも感慨はひとしおで、14年ぶりでも昔と変わりなく、ただ違いとしては、家族連れ、年配夫婦、ライダー、カヌー、釣り目的など、キャンパーがバラエティーに富んでいることくらい・・・
 
 
朝5時に起き出し、散歩も兼ねて温泉に行くことにしました。
 
キャンプ場に近い露天風呂は湯量が少なく、先客がいたのでパスし、半島の先へと続く森の中の散策路を進みました。
 
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半島の先端部まで行くと、蒸気の噴き出す「オヤコツ地獄」があり、露天風呂があるはずですが、モウモウと上がる噴気と急な斜面、「立ち入り禁止」の看板を見たら危険と感じUターン・・・散策路の途中にある共同浴場に立ち寄ることにしました。
 
共同浴場は湖岸ぎりぎりに建つ怪しげな小屋の中にあり、脱衣室とコンクリートの浴槽があるだけのシンプルなもの。
 
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湯は異常なほど熱く、足をつけるのも気合が必要なほどで、何度か足を入れて、少し慣れたところで、次は腰まで、そして最後に肩まで一瞬お湯に浸かり、飛び出すという有様でした。
 
 
温泉の後はテントに戻り、菓子パンと牛乳で簡単な朝食を済ませ、7時過ぎにキャンプ場を出発。
 
天気予報では天気は下り坂で、この日は曇りのち夕方にはにわか雨という予報だったため、前夜はこのキャンプ場に連泊の手続きしており、テントはそのままにこの日の行動を開始しました。
 
 
この日の最初の目的地は摩周湖。まずは第1展望台に立ち寄りました。
 
朝早いにも関わらず、駐車場入口には人がいて、しっかり駐車料金(410円)を徴収されてガックリ。
 
しかし、よく見ると硫黄山の駐車場も共通で使えると書いてあったので、この後予定になかった硫黄山も立ち寄ることに・・・
 
摩周湖の展望台は冷たい風が吹き、手がかじかむほどだったので、しっかりと着込んで霧のかかっていない湖を一望しました。
 
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2004年の秋、家族でここに来た時、売店の外で野生のシマリスが餌付けされていたので、今回も楽しみに売店に立ち寄ってみましたが、リスの姿はなく残念でした。
 
第1展望台の後、今まで通過ばかりで立ち寄ったことのなかった第3展望台にも寄り、少し違った方向からの湖の展望を楽しむと共に、この後訪れる硫黄山屈斜路湖の景色を眼下に見下ろしました。
 
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摩周第3展望台からはワインディングを一気に下り、硫黄山へと移動。
 
3連休の最終日で朝早いにも関わらず次々訪れる観光客に混じり、車を降りてあの独特の硫黄の臭いを嗅ぎながら、噴気口を見学&撮影しました。
 
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黄山の後は、R391から屈斜路湖湖岸の道道52号へと通じる池の湯林道に初めて進入。
 
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ツーリングマップを見て以前から気になっていた林道で、“紅葉時は特にキレイ”ということなので、期待を胸にジムニーを4WDに切り替え進入しました。
 
林道は初めからダートでしたが、フラットで走りやすく、紅葉のトンネルのような直線ルートは最高!
 
11kmほどのダートでしたが、途中対向車はなく、存分にダート走行と紅葉を楽しみました。
 
 
林道の後は湖岸ルートを川湯温泉方面に進み、その手前の仁伏温泉に立ち寄りました。
 
川湯温泉は旅館やホテルの建ち並ぶ大きな温泉街ですが、どうも賑やかな温泉は好みでなく、手前の小ぢんまりした仁伏温泉で湯船に玉砂利が敷き詰められている保養所の温泉に入りました(入浴料500円)。
 
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湯は癖のない透明な単純泉で、足の裏に感じる玉砂利が心地よく、屈斜路湖の湖面を眺めながらくつろぎました。
 
 
温泉の後は、屈斜路湖の北側の湖岸を結ぶ、湖畔林道を目指しましたが、入口部分に通行止めの看板があり断念!
 
先の池の湯林道と共に、今回の旅で楽しみにしていたルートだけに残念でした。
 
本来ならこの林道を経由して湖の西側に位置する美幌峠を目指す予定でしたが通行不可のため、再び川湯温泉に戻り、湖岸のルートを南下して大きな湖を時計回りで半周する形で美幌峠に至りました。
 
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美幌峠は屈斜路湖の大パノラマを一望できる場所で、その景観は感動的。
 
1993年の北海道初ツーリングの時にこの場所に立った時の感動は今でも忘れられない思い出の1つになっているほど・・・
 
空は曇っているものの、湖全体を眺めることができ、あらためて大きなカルデラ湖であることを実感しながら、次の目的地に向けて走り出しました。
 
 
続きは、後日・・・