クリスマスローズは、花期が長く、常緑で大きな葉には存在感があり、下草やグランドカバーのようにして使うこともできるので気に入ってしまい、庭づくりを始めてから毎年少しずつ小さくて安い苗を買い足し増やしてきました。
我が家の枕木門柱の周りには頂き物の大きなクリローの株が植えてあり、毎年たくさんの花を付け、冬の寂しい玄関先を飾ってくれています。
花後、特にタネを採ったりしないのであれば、早めに花茎や古い葉を切り取った方がいいのですが、クリローの花は、色は落ちるものの、特に萎れたりしないので、毎年5月のこの時期まで放置し、タネを実らせていました。
この前の土曜日、花後に新しく出てきた葉が大きく茂り、少々窮屈そうになってきたので、花茎と古い葉を伐採しようと手入れを始めると、クリローの株の周りに何やら見慣れない葉が・・・

周りにはダイコンドラやグレゴマ、芝桜などのグランドカバーが争うように密集して生えていますが、そのすき間の所々からギザギザの3枚葉の新芽がたくさん出ていました。

「もしかして、これはクリローの発芽苗では?」
確かに昨年も花後ずっと放置し、できたタネがこぼれ落ちていたことは間違いないのですが、なかなか発芽しにくいようだし、以前タネを採取して栽培を試みたものの、見事に失敗に終っているのでちょっとびっくりする光景でした。
念のため他の場所に植えてあるクリローをチェックすると、やはり株の周りから発芽苗が顔を出していて間違いはなさそうです。

思わぬクリローからの贈り物に大喜びする共に、これらの小さな苗達をうまく生長させるように、準備と勉強を進めなくては・・・!
早速調べてみると、この小さな苗はポット鉢に移植して、病気などに気を付けながら管理した方がいいようです。
今度の週末あたりに、この小さな苗達の移植作業を進める予定です。