ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

網戸DIY中

 スウェーデンハウスの高い断熱・気密性の一役を担っているのが3重ガラス窓です。この窓の性能は優れているものの、外側に飛び出してぐるりと回転して開閉するため、外側に網戸を付けることができず、内(部屋)側に付けることになります。網戸使用時は窓の開閉が面倒だったり、網戸のレールで折角の窓の木枠を隠してしまい見栄えが悪くなるなどの問題がありますが、もう1つの問題は値段が結構高いことです。
 今の時期はエアコンを動かすには少し早く、窓を開けて自然の風を取り込んでいますが、やはり網戸が必要になるだろうと考え、建築時に1階のリビング・ダイニングの窓2ヶ所(南側と東側窓各1)とバルコニードア(南側)に網戸を付けてもらいました。実際に入居し生活してみると、この3ヶ所の網戸と時にはダイニング斜天の天窓を開放し、リビング・ダイニングは充分な風の通りはあったのですが、ダイニングの北側にあるキッチンは風が抜けず、昨年の6月、キッチン北側の窓に網戸をDIYしました(その時の記事はこちらhttp://blogs.yahoo.co.jp/furano_3/47848911.html)。
 これで1階の西側を除く窓(ドア)に網戸が付いたことになりましたが、今の時期、西よりの風の日も結構あるため、1階の西側にある洗面所の窓にも網戸をDIYして付けることにしました。
 網戸の構造は昨年DIYした1号作品と全く同じとし、建築時の残材を利用して作製しました。網を張る木枠は幅木の部材を利用し(写真1枚目)、細い材なのでコーナー部分にL型の金具を使って固定しました(写真2枚目)。
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 2つの木枠のうち1つは固定とし、もう1つを上下にスライドする構造のため、実際に窓枠に使われている材と同じものに幅木の部材を取り付けスラードレールとすると共に、木枠を固定するために窓枠材の一部をカットしました(写真3枚目)。
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 こうしてできた木枠とレールを組み合わせると写真のようになり(写真4枚目)、下側の木枠が上下にスライドする構造になっています。
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 ここまではこの2日間の空いた時間で作業し4時間ほどかかりました。実際に材木をカットして固定する以外に、窓に仮固定して寸法を微調整したり、木枠のスライドがスムーズになるようにレール部分をヤスリがけするのに時間がかかりました。残りは木枠に網を張って完成となります。完成後の取り付けの様子は、また後日レポートします。