ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

バラ 薬剤塗布

 このところ寒くて、冷たい北風が吹く日が続いたので、外に出て庭いじりやDIYなどの作業をするのが億劫になっていました。1月最後の日の昨日は、晴天で風も弱く、久しぶりに暖かだったので、ずっと先延ばしになっていたバラの薬剤塗布をやりました。
 一昨年の秋にバラ苗を購入して始まったバラ栽培。1年目の昨年は病気や害虫に苦労したものの、きれいに咲いた花を見るたびに感動し、今ではすっかりバラにはまってしまいました。2年目の今年は病気や害虫を持ち越さないように、バラが休眠中のこの時期に「石灰硫黄合剤」(写真1枚目)を使って予防することにしました。
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 この薬剤はお店で簡単に入手することはできるのですが(500mLで200円弱と値段も手頃)、次のような使用上の注意点があり、あまり気軽には使えないものです。
 ・「強アルカリ性」で金属を腐食する。
 ・噴霧器は使えないものがある。
 ・腐食性が強いので洋服や皮膚や顔にかからないようにする。
 ・バラに使用する場合は10倍程度に薄めて使用する。
 ・臭いが強烈(腐った卵、硫黄泉のにおい)
 ・芽や葉に薬害があるので、バラの場合は休眠期に使用する。
 ・後片付けが面倒(腐食性や臭いのため、むやみに捨てられない。場合によっては食酢などで中和させる)

 石灰硫黄合剤を使うのは初めてだったので、これらの注意点に気を付け、早速規定の10倍程度に水で薄め、茎や害虫への付着性を良くするため展着剤「ダイン」を混ぜて準備しました。本来なら噴霧器を使った方が簡単ですが、飛び散った薬が体にかかったり、家の外壁などについて痛めてしまうのが恐かったので、刷毛で薬剤をバラに直接塗ることにしました。作業性を考慮し、マグカップに薬剤を作ったところ、見た感じは紅茶のようですが(写真2枚目)、温泉の臭いがしてなかなか強烈でした。
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 20数株ある我が家のバラのうち、昨年病気のひどかったものを中心に、1本ずつ刷毛を使って薬剤を塗っていきました(写真3枚目)。本当はムラがないように丁寧に塗った方がいいのでしょうが、体や服に付かないように、そしてバラのトゲに気を付けながらの作業は大変で、少し雑に進めていきました。それでも、結局3時間近くかかり、とりあえず作業は終了。できれば万全を期して、近いうちにもう1度塗りたいと思っています。
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 強烈な臭いを嗅ぎながら、神経を使った地道な作業が終った後、ふと見上げると、きれいな冬の青空に白い雲が流れていました。思わずカメラを取り出し、我が家の屋根と妻飾りを入れて、シャッターを押しました(写真4枚目)。
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