離職生活が始まって３日目の昨日、就職支援の公的機関である「産業雇用安定センター」と「人材銀行」に出かけ、求職の登録手続きをしてきました。自分にあった職業、再就職先を見つけるには、できるだけ手を広げ、利用できるものはすべて利用しようという考えです。公的機関のため、職業安定所（ハローワーク）と同様に登録料などは一切かからず、私の再就職を支援してもらえるというのは有り難いことです。登録をすることで、HPなどを利用し求人の一覧を閲覧することができ、あるいは提出した私の「職務経歴書」（キャリアシート）を見た企業から面接の申し出が来る場合があります。
登録にあたって必要なのは、自分を売り込むための資料である「職務経歴書」です。これまで担当した仕事の内容をはじめ、取得している資格や自分の能力やセールスポイントをまとめるのですが、これがなかなか難しく苦労しました。私の場合、メーカーの開発設計に籍を置き２０年間勤めてきましたが、配属先は人員が少なく、設計業務以外にも部品発注から在庫管理といった資材業務、製品のメンテナンスや客先対応といったサービス業務まで広く浅く携わってきました。また、製品の種類も少なく、サイクルも長いため、同じような仕事が続き、いざ「職務経歴書」にまとめてみると、なかなかアピールポイントがなくて困りました。
登録の際、担当の方の話を聞くと、４０歳を過ぎてからの転職は求人数も少なく、年収などの点で折り合いがつかないなどなかなか厳しそうです。離職生活が始まって早くも、現実の厳しさを垣間見た１日になりました。
