先週に続き、デッキ横の得体の知れない木工作品の製作作業を行いました。
まずは先週骨組みを組んで、泥汚れを洗い流した作品に、塗料(キシラデコール)を塗りました(写真1枚目)。色は隣のデッキやバルコニーと同じピニー色をベースに、脚部の材だけアクセントとしてカスタニ色で仕上げました。
塗装が乾いたところで、天板部分の造作。デッキ・バルコニーのスノコ板(1×4材)の残材を適当な長さにカットし、等間隔で釘打ちしていきました(写真2枚目)。ここまで見ると何かデッキのようですが、とりあえずスノコ板を固定したのは奥側半分だけで、手前部分には帳番を使って木枠を取り付けました(写真3枚目)。最終的には、この木枠にもスノコ板と取り付け、左右2分割で開閉するようにし、デッキの下を収納スペースとして利用できるようにしてみました(写真4枚目)。この中には植木鉢や如雨露などの園芸道具を収納する予定で、これまでデッキの横や下に置いて見苦しかったので、少しは改善されるでしょう。
雨に日に収納ボックスの中が濡れたりしないか気になるところですが、ちょうどこの場所は我が家の葺き降ろし屋根が1.5mほど突き出た下にあり(写真5枚目)、強い雨でなければ濡れることはなさそうです。
収納BOXの蓋を閉じるとサブデッキとして機能します(写真6枚目)。隣のデッキよりも少し高さを低くしてあるのは、
・収納BOXの中の物を取りやすくするため。
・ちょっと腰掛けるのにちょうどいい高さにするため(標準のデッキの高さでは、気軽に座るにはちょっと高い)
・単純に、脚部に使った4×4材が足らなかった。
などの理由です。
最後に、今回の作品『デッキ兼用収納BOX』のデータシートは次の通りです。
・サイズ : 1850(W)×970(D)×460(H)mm
・製作日数 : 3日
・費用 : 約5300円
材木 : 2×2材(6feet)4本、 1×4材(6feet)2本購入 約2700円 それ以外は残材利用
ステン帳番4組 約2100円、 釘ボルト類 約500円
今回の作品で、物置小屋に置いてあった残材をかなり使ったので広くなりました。今回使わなかった残りの材をうまく利用して、次なる作品を思案中です。この考える時間がまた楽しいのです。