ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

天龍・しらびそツーリング

3連休最終日に・・・

先週の3連休は台風の影響で天気が崩れ、お出掛けできずに様子を見ていましたが、最終日の10/13(月祝)は、晴天とはいかないまでも雨の心配はなさそうだったので、急遽ツーリングに出掛けることにしました。

紅葉にはまだ早いのですが山方面へ・・・秘境ムードの強い長野県の南端に位置する遠山郷の道の駅が10/4に長い間の整備休業を終えてグランドオープンしたのを知り、天龍村飯田市上村方面に行くことにしたのでした。

300km超のロングツーリングになるので、早起きをして6時に自宅を出発・・・

日中の最高気温は30℃弱予報で、まだ暑くなりそうですが、山奥の秘境で標高も高いので、念のため、秋春のジャケットを着用し、ウィンドブレーカーとオーバーパンツを持参して出掛けました。

先ずは、長野県飯田市への主要ルートである国道153号で稲武町まで・・・

一面の曇り空で気温は18~20℃ほどでしたが寒くはなく、快走し、コンビニに立ち寄り、休憩&朝食としました。

その後は、長野県平谷村まで国道153号を進み、そこから国道418号へと移って、峠越えのルートを進みました。

広葉樹やカラマツが多く、紅葉時には気持ちのいいルートですが、やはり紅葉にはまだ早く、少々残念・・・

通行する車やバイクは少なく、快走して売木村を経て、阿南町の道の駅「信州新野千石平」に到着しました。

こちら方面に来た時はいつも休憩する道の駅で、愛知・長野・静岡方面からのライダーが多く集まる場所・・・

この日も多くのライダーを見かけました。

 

天竜村、そして遠山郷へ・・・

この道の駅から天龍村には国道418号が繋がっているのですが、これまで訪れた時は、ずっと災害復旧工事のため通行止めになっており、大きく迂回するルートをとっていました。

今回は、事前に調べたところ、工事が完了して通行可になっており、どんなルートかと期待しながら進みました。

予想通り、渓谷を縫うように進むルートで道は細く、進むにつれて秘境感が増していきました。

天龍村の集落を抜け、道幅の広くなった国道(途中から152号に合流)を快走・・・

北上を続けると、最初の目的地である道の駅「遠山郷」に到着しました。

道の駅「遠山郷

予定よりも早く到着してしまったため、10時の営業開始前でしたが、温泉施設もある立派な建物内を見学・・・

「いつか時間を合わせて、温泉を利用できれば・・・」と思いつつ、今回はさらにこの先の秘境「下栗の里」を目指し、先を急ぐことにしました。

 

信州遠山郷 「下栗の里」

道の駅を発って、旧上村へと入り、そこからは国道152号を離れ、「日本のチロル」と呼ばれる下栗の里へと通じるルートに入りました。

山肌を縫うように駆け上り、一気に標高を稼いで、山腹の西側から東側へと回り込むと、斜面に家が建ち並ぶ集落が現れました。

本来なら、谷を挟んだその向こうに南アルプスの山容が見えるのですが、この日は低い雲がたち込めて視界は不良・・・

斜面にある細い生活道路を何度もカーブしながら登り続けると、下栗の里の展望ポイントに到着しました。

この日は天候のせいか、訪れる人は少なく、露店やお店も営業しておらず残念・・・

でも、少し雲が切れ始めて南アルプスの一部が見え始め、これから先のパノラマに期待が広がりました。

雲が切れて、南アルプスが見え始めました。

 

お気に入りのしらびそ高原へ

下栗の里からは、次にしらびそ高原を目指して「南アルプスエコーライン」を進みました。

山の稜線に沿って、右に南アルプスの山並みを常に眺めながら走るこのルートは、35年ほど前にまだダートだった頃、初めて走った時から気に入った思い出の道・・・

今では完全舗装されて、ドキドキ感はなくなってしまったものの、対向車を気にしつつ、パノラマを楽しみながら走り続けました。

17kmほど走って「しらびそ高原」に到着・・・

しらびそ高原には今では立派な宿泊&レストランの施設ができ、昔感じた秘境感がなくなってしまいましたが、大パノラマは昔のまま・・・

標高1900mのこの場所に、立派な施設が・・・

この日は曇り空でしたが、秋の高い雲だったので、南アルプスだけでなく、中央アルプスの山並みも眺めることができ、バイクと共に写真に収めてました。

南アルプスの山並み・・・

中央アルプス方面も眺望を楽しめました。

その後も、バイクを降りて、展望台を散策し、紅葉には少し早かったのですが、久しぶりにしらびそ高原からの景色を楽しみました。

眺望のきく丘の上から・・・

昔からある案内板

乗り入れ可のエリアにバイクを停めて撮影


秘境のお蕎麦屋さんで・・・

しらびそ高原から国道152号に戻るため、もう1つのルートを下り始めました。

走り出してすぐにしらびそ峠(標高1833m)の看板があるので、いつものように立ち寄って記念撮影・・・

訪れた時、必ず撮影するポイント

その後、カラマツと広葉樹の林を抜けながら下り続け、国道へと戻りました。

ちょうど時間はお昼時で、このまま走って飯田の街に出て食事と考えていましたが、確かこの国道沿いの上村集落内に人気のお蕎麦屋さんがあったことを思い出し、立ち寄ることにしました。

山深い集落にも関わらず、駐車場は満車でしたが、バイクなので何とか空きスペースに駐輪・・・

以前から気になっていたお店「村の茶屋」

店内でもギリギリ席に座ることができ、メニューの中から「天ざる蕎麦(大盛)¥1400」を注文しました。

天ぷらは7種類ほどあり満足!

地元のおばちゃん方が切り盛りするお店で、混雑のせいもあり、30分ほど待ちましたが、出てきたお蕎麦と天ぷらは味は勿論、ボリュームも満点で、大満足でした。

 

帰路へ・・・

昼食後は、国道152号に繋がる「三遠南信自動車道」の無料トンネルを利用して一気に喬木村へ移動・・・

その後、帰路に就くため、村内を移動して、再び「三遠南信自動車道」の無料区間を利用して、飯田の市街地走行を回避して、国道153号に合流・・・

長野県から峠を越えて愛知県へと入り、自宅へと向かったのでした。

予報通り雨に降られることもなく、快晴とはいかないまでも眺望を楽しむことができ、国道走行時も気温は26~27℃くらいまでだったので汗ばむことなく、気持ち良く秋のツーリングを楽しむことができたのでした。