出発前の予定ルートを進む
北海道ツーリング4日目、道内2日目の前日は、降雪などで全道的に天気が崩れたため、上富良野に連泊することになり、大きな予定変更となりましたが、5日目のこの日はその後の天候の回復を見込んで、道北を目指すことにし、出発前の予定のルートであるオロロンラインを走行することになりました。
羽幌町で給油・昼食を済ませた後は、さらに国道232号を進み、天塩町へ・・・
途中、これまで立ち寄ったことのなかった国道脇のオロロン鳥のモニュメントに寄り、記念撮影・・・
後からやって来た川崎ナンバーのライダーに場所を譲りつつ、写真を撮ってもらい、少し会話をしました(翌日、このライダーとは宗谷岬で再会・・・今回のツーリングでは再会や話し掛けられるケースが多く、この日以降も、そんな場面が何度も続くことに・・・)
天塩町では、一旦道の駅に立ち寄り、この先、オロロンラインのメインルートである道道106に入る前に休憩し、気合を入れることにしました。
今回の旅で道北エリア、オロロンラインを計画ルートに入れた1番の理由は、オトンルイ風力発電所の風車群を道道106からではなく、天塩川越しの反対側から眺めるポイントを訪れるため・・・
昨年のツーリング時にも試みたのですが、入口が見つからず、強風と時間切れで断念したことが心残りで、今年リベンジを果たすことにしたのでした。
昨年、帰宅後に、撮影ポイントへの入口はネットでしっかり確認して、今年は準備万端・・・気合を入れて、道の駅を出発したのでした。
風車群と利尻富士
道の駅から道道106へと入り、オロロンラインもいよいよクライマックスへ・・・
その前に、昨年から気になっていた撮影ポイントに向かうため、天塩川の橋の手前を右に曲がり、堤防道路へと入りました。
ツーリングマップルの情報では砂利ダートということだったので、オフ車のセローとは言え、荷物満載で、かつオンロードタイヤでは少々不安でしたが、砂利は浅く、締った路面だったので、何とかなりそう・・・
慎重に進みつつ、前方を見ると、オトンルイの風車群と共にその左には利尻富士が見えてきて、念願の景色に出会えたことで気分はMAXに・・・
まだまだ風車群はかなり先なので、撮影ポイントを目指してダートを2~3kmほど進みました。
そして、到着したポイントでは、天塩川越しにオトンルイ風力発電所の風車が並び、そのすぐ左前方には、利尻富士の姿が・・・
途中、業務車両と1台すれ違っただけで、通行する車やバイクはなく、この絶景が独り占め状態・・・
周りを気にせず、絶景を眺め、写真や動画を思う存分に撮影して楽しみました。
今回のツーリングで楽しみにしていたポイントの1つで、北海道上陸当初は天候の影響で道北ルートを見送っただけに、こうして念願叶ったことがより嬉しく感じられたのでした。