八方塞がり、計画変更・・・
北海道ツーリング4日目、道内2日目の朝は4:30に起床・・・
3:30頃、目が覚めてトイレに行きましたが、キャンプ初日としてはよく眠れました。
前の晩に見た富良野地方のこの日の天気予報はくもり時々雨で、明け方、雪マークもあったので気にしていましたが、テントから外を見ると、雪の降った気配はなかったものの、今にも雨が降り出しそうな空模様・・・
いつものようにお決まりの菓子パンと野菜ジュースの朝食を食べ、その後コーヒーを飲みながら、天気予報の確認とルート検討を始めました。
前日の段階で、この日、降雪予報の稚内や網走方面は断念・・・
残りは雨予報で気は重いものの、釧路に一気に移動するルートを検討しましたが、途中の新得町の天気予報を確認したところ、既に確率80%以上で雪が降っているらしく、嫌な予感がして、道路情報サイトで、新得町の手前、狩勝峠のライブ映像を確認すると、路面は積雪で真っ白でした!!!
流石に、これではバイク移動できないので、八方塞がりの状態に・・・
結局この日1日、ここ上富良野のキャンプ場に連泊し、滞在することにしたのでした。
列車移動で富良野へ・・・
いつ雨が降るかわからないような状況の中、カッパを来てバイクで周辺を巡る気にもならないので、公共の交通機関を利用することに・・・
すぐに浮かんだのは、
①列車で富良野へ移動して、ブラブラ街を散策
の2案でした。
②案のバス利用の温泉は、昔の利用した経験があり、今もバス便があるか不明だったので、7時過ぎに管理棟に行って連泊の手続きをした際、聞き取りしましたが、情報が得られず、とりあえず上富良野駅発の列車の時刻表を調べ、8時前、傘とリュックを持って、キャンプ場を発ち、歩いて駅に向かいました。
上富良野駅には約2km、25分で到着・・・
駅の外観は昔の面影を保っていて、ここを起点とした昔の旅のシーンが思い出されました。
駅前のバス停を見ると、十勝岳温泉に向かうバスは今も走っているようで、ちょうど数分後発の便があることに気付き、温泉に行ってゆっくりするか迷いましたが、当初の予定通り列車で移動し、富良野の街を散策することにしました。
富良野の街、散策
8:47、上富良野駅発の2両編成の列車に乗車し、富良野へ(¥470)・・・
乗客は10名ほどで窓側の席に座り、車窓からバイクからとは違う富良野の景色を眺めながら移動し、9:02、富良野駅に到着しました。
富良野駅到着時点では、雨は降っていなかったものの、相変わらずいつ降り出してもおかしくない空模様で、風もあり、寒く感じるほど・・・(バックの中の温度計は10℃ほどだった)
時間は十分あるので、スキー場やプリンスホテルのある北の峰まで足を延ばそうかと思いましたが、今にも降り出しそうな空と小さな折り畳み傘では心もとなく、諦めて駅周辺を散策することにしました。
富良野の駅舎は昔のままですが、駅前のロータリーは大掛かり工事が行われ、昔の面影はなくなり、駅前のお店や建物も少しずつ新しく変っている中、駅前の通りから1つ裏通りに入ると、古い店舗や建物はそのままで、昔、富良野に訪れた際によく立ち寄った「三日月食堂」(ドラマ北の国からでも何度か登場し、今は営業していない)の形跡を探して、格子状の裏路地を歩き回りました。
ぐるぐる巡り、体が冷えてきたので、カフェに入店・・・
ホットコーヒーを飲みながら、この後の散策ルートと共に、明日以降のツーリングルートの検討を始めました。
全道的に4/30にかけて荒れる天候は、道北から先に回復するようなので、明日は道北を目指して北上し、その後、オホーツク沿いに南下して道東エリアに移動という、当初予定していたルートを辿ることに決めたのでした。
立ち寄ったことのない場所へ・・・
1時間ほどカフェで時間をつぶした後、再び歩き出し、これまで何度も富良野に訪れているにも関わらず、1度も立ち寄ったことのない北海道のへそと言われる「北海道中心標」へ・・・
富良野小学校の校庭横にあり、気になりつつも見学・・・
続いて、すぐ近くの「富良野神社」にも初めて立ち寄りました。
「富良野神社」は、ドラマ「北の国から」のロケ地でもあり、気になっていた場所で、天候の影響による予定変更で想わぬ訪問が実現できました。
参拝後、病気平癒のお守りと交通安全のステッカーを購入し、神社を後にしました。
お昼も近くなり、食事のため、2021年のリターンバイク後の北海道復活ツーリングで立ち寄ったラーメン屋さんに移動・・・
その時食べた味噌ラーメンが美味しく、店主さんとの会話も心に残っており、いつか再訪したいと思っていたお店でした。
その後の北海道ツーリングでも、何度か富良野を通過しましたが、時間が合わずに再訪は叶わずにいたので、今回、予定外にも実現してラッキー!
前回同様、味噌ラーメンを注文し、懐かしい味を思い出しながら、美味しく頂きましたました(残念ながら、店主さんは不在で再会は叶わず・・・)。
食後、降り始めた小雨の中、傘をさして駅へ・・・
約6km、8000歩ほどのウォーキングになり、駅の待合室のテレビで、帯広地方は平地でも5~8cmの積雪があったというニュースを観ながら、次の列車の発車時間を待ちました。