術後7カ月の体調
今日、昨年7月に前立腺摘出の手術を受けて以降、3回目となる外来診察を受けてきました。
早いもので、術後7ヶ月が経過し、3ヶ月毎の外来診察も3回目となりました。
術後の体調は、直後から合併症である尿漏れはなかったものの、寒い冬を迎え、尿漏れや頻尿など、少し状態が変わるかもと思っていましたが、特に変化はなく順調です。
また、排尿終了時の下腹部の引っ張り感は気にならなくなり、排尿の頻度も安定しています。
手術の傷口も、まだ赤くなっているものの、時々感じていたピリッとした痛みはなくなり、振動による痛みも感じなくなってきたので、ジョギングとかもできそうになってきました。
こうして、体調は順調に回復し、「本当に手術をしたのか?」と思うくらい元のレベルに戻ってきました。
しかし、癌になった以上、やはり気になるのは転移や再発・・・
先週、採血をしたので、今日はPSAの検査結果を聞きに病院に出掛けてきました。
術後3回目PSA検査結果
前回11月の診察では、PSAの数値が0.018まで下がり、手術で癌が採りきれていることが確認できました。
(摘出後のPSAの値の判断基準は0.2で、2回連続してこの数値以上を示すと「生化学的再発」ということになる)
今回も数値が持続し、欲を言えばさらに下がっていることを期待してやって来ました。
9時の診察開始から3人目で呼ばれて待つ間、大丈夫と思いつつも、「数値が悪化していたら・・・」と多少の不安も感じていました。
そして、気になる結果は、
PSA値 : 0.016
で、前回よりもわずかですが下がっていて安心しました。
主治医からはその後の様子について質問があり、最近の体調を報告・・・
術後1年となる夏までにあと2回、手術を受けた総合病院で定期の診察を受け、その後結果に問題がなければ、掛かり付け医院でPSA検査を受けることになり、卒業になると説明がありました。
診察後、体調が良好な事を受け、自粛していたバイクを再開したい旨、主治医に相談・・・
体への影響有無を確認しましたが、膀胱と尿管の吻合部はもう十分にくっついているので大丈夫と、お墨付きを頂きました。
PSA検査結果推移
最後に、これまでのPSA値の推移をまとめておきます。
2023年 9月 4.954 → 会社の健康診断結果
2023年11月 5.630 → 再検査で様子見①
2024年 2月 4.200 → 再検査で様子見②
2024年 5月 4.750 → 再検査で様子見③
2024年 6月 生検を決断し、癌検出
2024年 7月 15.720 → 生検の影響で上昇?
2024年 7月 前立腺摘出手術
2024年 8月 0.107
2024年11月 0.018
2025年2月 0.016