建築後、19年目に入った我が家は木製住宅で、窓枠も木枠で、玄関ドアも木製にしました。
こだわって木製にしたのはいいのですが、気になるのが劣化・耐久性と定期的な塗装メンテ・・・
これまで窓やドアに関しては、大きな破損や劣化はありませんが、18年目の昨年末にハウスメーカーによる点検と再塗装メンテを行いました。
それまでの再塗装メンテの記録と劣化の経過をまとめてみました。
◆窓木枠
窓木枠の色落ちやひび割れなどの劣化は、窓の位置に大きく左右され、我が家の場合は2階南側の窓木枠の劣化が激しく、ついで東側の窓枠・・・
隣家と接する西側窓や、道路に面する北側の窓は、木枠のひび割れも少なく、大きな差が生じました。
また、同じ南側でも1階の窓は、バルコニーや吹き降ろし屋根の下になるため、雨に濡れにくく、陽射しの影響も軽減され、2階南側の窓に比べて劣化がかなり少ないことも明らかでした。
そんな訳で、おのずと再塗装の頻度は窓木枠の劣化の状態に左右され、一番多かったのは、やはり2階南側の窓でした。
ざっくり過去の窓木枠メンテ記録をまとめると下記の通りです。
・2階南側窓 : 6回(1.5~5年おき、最終2020年)
・2階その他窓 : 2回(1.5~5年おき、最終2012年)
・1階窓:3回(1.5~3年おき、最終2013年)
我が家の窓はちょっと特殊で、断熱性を上げるために3重ガラスになっていて、それを支える分厚い木枠の窓が、左右にスライドではなく、内外に向かって回転開閉する構造になっています。
そのため、2階の窓も、ぐるりとMAXの150°ほど回転させると、家の中から窓木枠の外側部分を塗装することができます。
ただし、刷毛で塗料を塗っていくので、こぼしたりしたら大変なことになりますが・・・
その他、2階のバルコニー部分や1階の窓は外側から木枠部分に指定のキシラデコールを塗って、メンテを進めていました。
キシラデコールは浸透性の防腐剤入り塗料のため、ひび割れの激しい木枠に塗っても浸み込むばかりで、効果があるのか実感が沸かず虚しい作業となり、築年数が経つにつれて、塗装メンテをやる気が起きず、頻度・回数が減った一因かもしれません。
色落ち・ひび割れ以外に、環境の厳しい南側と東側の2階窓において、ガラスを押さえる細い押縁材の反り・浮きが発生しましたが、これについては、昨年末の再塗装メンテ時に交換修理してもらいました。
◆玄関ドア
我が家の玄関は北側で、出入り口部分に屋根があるため、雨が当たりにくく、陽射しの影響も少ないので、劣化は比較的少ないように思います。
入居の2006年から2009年までは、ドア前のデッキからの跳ね返りの雨水で濡れた跡が気になり、毎年再塗装メンテを行っていましたが、その後は間隔が開き、
6回(最終2019年)
のメンテ実績でした。