2日目:キャンプ場発
キャンプツーリング1日目はビーナスライン走破し、蓼科の別荘地/温泉郷の近くのキャンプ場に宿泊・・・
コンディションが良く、酔いも回って、21:40には就寝・・・
翌朝4時前に目が覚めてトイレに行き、その後はラジオを聴きながらウトウトして、夜が明けるのを待ちました。
前日の白樺湖のコンビニでの買い出しで、朝食用の菓子パンを買うのを忘れ、この日は野菜ジュースのみ・・・
風もなく、夜露も降りず、爽やかな朝なので、ゆっくりしたい気分になり、お湯を沸かしてコーヒーを飲みながら寛ぎました。
7時には撤収・積載が完了し、管理人のおばちゃんに挨拶に行くと、到着時と同様、コーヒーを煎れてもらい、しばし談笑となりました。
おばちゃんは、旦那さんと一緒にキャンプシーズンのみ大阪からやって来て、キャンプ場を管理しているとか・・・
年齢は80歳を越えていて、未だ元気いっぱい・・・
自分も元気をもらい、また「来年も訪れたい。」と思いながら、キャンプ場を出発しました。
御射鹿池を目指して
キャンプ場を発ち、帰路に着く前に、ここ蓼科周辺で以前から気になっていた「御射鹿池(みしゃかいけ)」に寄って行くことにしました。
御射鹿池は東山魁夷氏の作品「緑響く」のモチーフになったことで知られ、1度訪ねてみたいと思っていた場所・・・
キャンプ地から南下して、麦草峠へと通じる国道299号に出て、池へと通じるルートへの分岐を目指し、峠方面に向ってしばらく進んでいきました。
ナビを頼りに進みましたが、意外と上りが続き、また、晴天予報だったのに、曇天で次第にガスって来て怪しい感じになって来た頃、ようやく分岐地点に到着・・・
分岐ルートに入ると別荘地が続きましたが、次第に路面の舗装が荒れてきて、普段はほとんど車が通行しない気配が漂い始め、「大丈夫かな?」と不安に思い始めた頃、池へと通じるルートに出ました。
御射鹿池には、7:45に到着・・・
池は意外にも道路のすぐ脇にあり、もともと農業用の溜め池として作られた池であることから、一部の護岸が整備されていて、人工的な感じがあり、イメージとちょっと違う感じが・・・
ただ、条件さえ整い、対岸の木立が水面に写り込んだりすると素晴らしい景色を見せてくれそう・・・
この日は曇り空で、9月のこの時期は紅葉にはまだ早く、景色は今ひとつでしたが、念願が叶いました。
その後は、茅野の街を目指して、一気にルートを下って行きました。
茅野の市街地に出て、いよいよ帰路に・・・
前日と違うルートを取るため、ここから国道152号に入り、杖突峠を経由して、伊那市の高遠・長谷を目指すことにしました。
杖突峠へと通じるこのル―トは前回(車?)いつ走ったかも思い出せないくらい久しぶりで、バイクでの走行は20年以上ぶりであり、懐かしい気持ちでワィンディグカーブを駆け上って行きました。
峠を越えると、様子は一変して、高遠の街に向ってのどかな山村風景の中を緩やかに下ってゆくルートになり、交通量も少なく、快走していきました。
時折、後続でやって来る車やバイクに道を譲りながら、いよいよ高遠の街中へ・・・
道路が整備され様変わりしていて、昔の記憶が当てにならない中、標識を頼りに国道152号をそのまま進み、旧長谷村方面に進行・・・
9時に道の駅「南アルプスむら長谷」に到着・・・御射鹿池を発って1時間半以上走り続けたので、休憩して行くことにしました。
道の駅のお土産店は地元の物が豊富だったので、お土産を購入・・・
また、パン屋さんもあり(かなりの人気店らしい・・・)、焼きたてのパンが美味しそうだったので、メロンパン(¥170)を購入・・・
朝食を食べていないこともあり、美味しいメロンパンを食べることができて大満足でした。