前立腺全摘出手術を受けた病院から、9/30に今後の経過観察のデータを記録する冊子が届きました。
8月末の術後初めての外来診察時に、病院の「がん診療部」での面談で説明があった件です。
術後10年間、再発をチェックするため、定期的に血液検査を行い、前立腺癌のマーカーであるPSAの値をモニターすることになるのですが、毎回手術を受けた総合病院で血液検査と診察を受けるのは大変(通院、待ち時間など)ということで、近所の掛かり付け医で血液(PSA)検査を行い、その結果を今回の冊子に記録して、3者(病院間と私)で共有するというものです(「地域連携パス」)。
冊子の中は、
・私の診察データ
・PSA検査結果の記録欄(10年分の表)
・共同診療計画書
・前立腺癌に関する説明資料
・地域連携パスについての説明
・メモ書き欄
などから成り、病院で作成したと思われる資料がきれいに印刷され、市販のファイルで綴じ込まれた手作り感満載のもの・・・
ちなみに、私の診察データ欄には、これまでにはっきり聞いていなかったデータもあったので、あらためて自分の病状を再認識しました。
・病理学的ステージ:ステージB
・TNM分類:T2a N0 M0
・グリソンスコア:4+4=8
・術前PSA(MAX):5.630
・術後PSA(パス開始時):0.107
前立腺全摘手術後の再発チェックは、PSAの値0.2を目安で判断するもので、万一、今後PSA値が0.2を超えた場合は、直ちに総合病院で診察・治療を受けることになります。
とりあえず、術後の1年は3ヶ月おきに総合病院で検査を受け、その後は掛かり付け医での検診になる予定です。
次回の検査は11月で、この冊子にデータを記録しながら、癌との長いお付き合いが続きます。