ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

2023GW北海道・東北ツーリング ~ 5/5 7日目② ~

心落ち着く風景

岩手県北上市の山深くにある「夏油温泉」で温泉巡りを楽しんだ後、再び市街地へと戻り、今度は奥州市を目指して更に南下を続けました。

国道での移動は避け、山沿いの県道37を利用しましたが、平地に広がる田園風景は、どこか見覚えのある気が・・・

よく考えると、子供の頃にお盆に帰省したお袋の実家のある新潟の田園風景に似た景色でした。

さらに進むと、右側に残雪を抱いた山並み(夏油三山?)が見え始めましたが、なだらかな裾野と丸っこい山容は、女性的でやさしい感じであり、私の大好きな北海道の大雪山系にも似た雰囲気を感じました。

そんな心落ち着く風景に出会いながら、バイクを走らせ、先を急ぎました。

 

前日に続き、昼食ピンチ

12時過ぎ、県道37からR397に合流・・・

合流点は奥州市の市街地から離れた山の中のため、昼食を食べられるお店は少なく、ネットで事前に検索して見つけておいた食堂に立ち寄ったのですが、ちょうどお昼時のため満席・・・

次の目的地の栗駒山方面へは、さらに山岳地帯に入り込むので、一旦奥州市の市街地まで下り、買い出しを済ませてから、この食堂で昼食を取ることにしました。

R397をスーパーマーケットを探しながら市街地に入っていきましたが、見つけることができず、すでに10kmほど走行・・・

さすがに痺れを切らし、国道沿いで見つけたコンビニに立ち寄り、買い出しを済ませることにしました。

買い物を済ませた後は、再びR397を戻り、昼食を取るため、食堂へと戻りました。

(あとで、このルート沿いのスーパーマーケットを検索したら、途中2軒ほどあったみたい・・・バイクを停めて検索するのが面倒で、探しながら走ったけれど、見逃したようです)

13:20、気温はどんどん上昇し24℃・・・

市街地は暑くて疲れましたが、予定していた食堂に到着すると「準備中」の看板が・・・

事前の確認では14:30までは営業のはずなのに・・・

仕方がないので昼食は諦め、この先の山岳ルートへと進んでいきました。

 

ブナ原生林の中のキャンプ場

R397をさらに少し進み、トンネルを抜けると視界が開け、ロックフィルダムによる人造湖「奥州湖」に到着・・・

湖面の青と新緑の緑がきれいな景色が飛び込んできました。

湖岸に沿って整備されてきれいな国道を走ると、R342へと通じる「栗駒焼石ほっとライン」への分岐が・・・

この道路はツーリングマップルで絶景ルートとしてお薦めになっていたので、計画段階で事前にルートに組み込み、楽しみにしていました。

ルートに入って早々に新緑に囲まれた青いダム湖の景色は絶景で、昼食を食べ損ねたことも忘れて、気分良く快走していきました。

栗駒焼石ほっとライン」を走り終え、R342に合流した所に、2008年の岩手宮城内陸地震で崩落した祭畤(まつるべ)大橋を展望する公園があり、ちょっと立ち寄って休憩・・・

その後、R342を栗駒峠方面に向かって進んでいくと、国道に隣接して、この日のキャンプ地として予定していた「真湯野営場」がありました。

野営場という言葉がそそる・・・

一関市の管理するこの野営場は、事前の下調べの通り、周りはブナの原生林でロケーションは最高・・・!

炊事場、トイレは勿論完備されており、事前予約も不要で、しかも料金が無料!

混雑を心配していましたが、到着が13:55と早かったせいか、先客は2組のみで、サイトにはまだ余裕がありました。

早速管理棟で申請書を記入して提出・・・

管理人のおばちゃんに説明を聞いた後、テントの設営場所を選び、バイクを移動して荷物を降ろし、設営を始めました。

この先はバイク乗り入れ禁止・・・

残念ながら、サイト内に車・バイクは乗り入れはできないため、何度か往復して荷物を運び、14:40、常設のデッキ上にテントを設営しました。

デッキの上に設営は初めての経験
ひと汗かいたので、Tシャツ姿で寛ぎました。

このキャンプ場は、山の中にも関わらず、この日の気温は22℃・・・

テントの設営を終えた時にはひと汗かいたので、服を脱いでTシャツ姿になり、テントデッキ上で寛いで、この後の予定を検討・・・

R342を進んだ栗駒峠にある須川高原温泉郷は、今回のツーリングルートに組み込んでいましたが、この先、16時から夜間通行止のため、時間的にバタバタしそうで断念・・・

代わりにキャンプ場近くの温泉に行くことにして、それまでは、こんなに早い時間からテントを設営したことや、こんな理想的なロケーションのキャンプ場も稀なので、写真を撮ったり、マップを眺めたりして、のんびり過ごすことにしました。

(電波がギリギリ弱くてスマホが使えずで、現実社会と隔離された状態で、自然の中で過ごすキャンプになった)