会社健康診断
9/13(金)、会社の健康診断がありました。
昨年の健康診断で、たまたまオプションで追加したPSA検査で異常値が出て「要精密検査」となり、半年のPSA値の経過観察の後、生検を行って前立腺癌を検出・・・
7/24に前立腺摘出の手術を受けることになりました。
「この1年でいろいろな事があったなぁ~」
と感慨に耽りつつ、今年も健診を受診しました。
過去の健診から心電図や胆嚢ポリープなど、気になる点がありますが、今年はオプションは追加せず、最低限の項目だけで受診・・・
胃部X線検査ではバリュームを飲んだり、検査時に胃部をアームで押さえたりするので、排便や手術痕が気になるところですが、後述の通り、術後の経過は順調だったので、そのまま受診し、無事に終わりました。
診断結果はまだですが、健診の際、身体測定の結果が大幅に改善されていて驚きました。
昨年の健診では、PSAで「要再検」となって、そちらに気を取られて忘れていましたが、身体測定の結果もC判定でよ「要観察」でした。
それが、今回の健診で
<昨年> <今年>
・身長:172.2 → 171.7 (-0.5cm)
・体重:68.9 → 62.8 (-6.1kg)
・腹囲:86.0 → 81.5 (-4.5cm)
に改善・・・
特にダイエットに気を付けていた訳ではありませんが、昨秋からのPSA経過観察中は、晩酌を控え、食生活に気を付けていたので、その成果かと・・・
7月の手術入院時は、体重は65kgだったので、その後の減量分は食生活とウォーキングによるものと考えています。
メタボ予備軍からここまで折角改善できたので、この状態を維持できるように頑張ろうと思います。
術後の経過/体調
7/24に前立腺癌根治のため、前立腺摘出の手術を受け、1.5ヶ月ほど経過しました。
現在の体調をまとめると下記の通りです。
①尿漏れ(排尿)
前立腺摘出手術後の合併症である尿漏れですが、入院中から尿漏れは少なく、退院後はほとんど気にならないレベルだったため、3週目から尿漏れパッドは使いませんでした。
軽く済んで順調と思っていたのですが、術後1ケ月を過ぎた頃から、少し緩くなった感覚があり、夜に自宅で尿意を感じた時や夜中に目覚めた時に、不意に漏れそうになることが増えてきました(時にチョロッと漏れることも・・・)。
手術で吻合した膀胱と尿道が時間経過と共に落ち着いてきて、状態が変化してきて、逆に緩みを感じるようになったのでは?と推測しています。
幸い昼間、会社にいる時はそんな感覚はないので、尿漏れパッドを復活させるには至りませんが、ちょっと気になっています。
ずっと安心してやっていなかった尿漏れ対策の「骨盤底筋体操」を復活する必要があるかもしれません。
また、排尿の終わり頃に、毎回尿道や膀胱辺りに痛みというか、違和感を感じるのは相変わらずで、現在様子を見ているところです。
②排便
最近は手術の傷口の痛みや下腹部内の状態を気にせずに排便できるようになり、手術前の感覚に戻ったように思います。
また、排便時に時々肛門近く(直腸部分)に何か当たっているような感じを受ける時がありましたが、最近はなくなりました。
③手術痕(傷)
お臍の上と横方向に6ヶ所ある大きさ10~30mm手術の傷は、ふさがってかさぶたも取れました。
触っても痛みは感じなくなりましたが、傷口周りはまだ硬く、しこりのようになっています。
一番大きな臍上の傷は、術後は腫れやねじれがありましたが、腫れも引き、ねじれも少しずつ改善しているようです。
傷口の奥のしこり(硬い部分)も、徐々に小さくなっているように感じられます。
尿漏れが少し心配ですが、体調は良好で、1.5ヶ月前に手術をし、入院していたことが遠い昔のように感じる回復ぶりです。
いくらロボット支援の手術だとは言え、通常より4倍ほど大きいと言われた前立腺の周辺神経を温存する手術はやりにくかったと思います。
病理検査の結果、切除面に癌が見られなかったことも含め、執刀してもらった主治医の先生のおかげと感謝すると共に、運が良かったと思うこの頃です。