東北ツーリング開始!十和田湖へ
4:00、函館から青森に向かうフェリーの船内アナウンスで起床・・・
雑魚寝の客室でしたが熟睡していたので、急いで下船の準備を始めました。
4:15下船開始・・・バイクは一番最後でしたが、乗船車両は少ないのですぐに下船し、バイクを移動させてフェリーをバックに記念撮影・・・
これからいよいよ東北ツーリングが始まります。
今回は青森県をメインにルートを設定していて、効率を考え、まずは奥入瀬渓谷と十和田湖を目指すことにしており、4:30、青森港を発ちました。
前日の雨の影響か、路面がかなり濡れていたので、ブーツカバーを装着して走行・・・
改装中の青森駅に立ち寄ってから、R7からR103へと入り、八甲田方面へと進みました。
天気予報では、この日は前日の雨から回復し、晴天となるはずなのに、早朝で時間がまだ早いせいか、前方の八甲田の山頂付近は分厚い雲で覆われていて、まだまだ晴れる気配はなく不安に・・・
途中のコンビニに立ち寄り、コーヒーを飲みながら、天気予報をチェックしたところ、十和田湖方面は8時頃から晴天という予報だったので、回復することを期待して出発しました。
気温低下・・・冬景色
R103を八甲田に向けて進むと、次第に街から離れ、新緑の山中へと入り、さらに標高が高くなるに従い、道路脇の山林には残雪が現れ始めました。
バイクのメーター横に固定してある簡易の温度計は7℃から5℃へと下がり、酸ヶ湯温泉に付近では、雲の中に入り込んだのか、周りはガスって白くなり、路肩の雪も増えて壁のようになってきました。
気温も2℃まで下がり、指先もかじかんできて、まさに冬の様相・・・
想定外の変化に戸惑い、酸ヶ湯温泉の駐車場にバイクを止め、思案しましたが、できるだけ予定のルートで走りたいと、先に進むことにしました。
しかし、酸ヶ湯を発ってすぐの笠松峠(1040m)の手前で、ついに路面にシャーベット状の積雪が現れ始め、これ以上の進行は危険と判断し、Uターンを決意しました。
(前年のGW北海道ツーリングでも石北峠手前で降雪/積雪でUターンしたことが教訓に・・・)
楽しみにしていた八甲田/奥入瀬/十和田湖の周回ルートを断念するのは、残念で仕方ありませんが、「通行の少ない早朝のこの時間に、転倒でもしたら・・・」と考えると無理はできません。
結局、1時間弱かけて上ってきたルートを下っていき、市街地手前まで戻りました。
下北半島へ・・・
積雪で撤退となってR103を下り、青森市街地の手前で県道44に入ってショートカットし、R4で十和田湖の次に予定していた下北半島を目指しました。
太陽が射し始め、気温は7℃まで戻ったものの、R4は交通量が多く、流れが早いため、体感的にはかなり寒く、忍耐の走行となりました。
7:10、少し体を休めようと、道の駅「ゆ~さ浅虫」に立ち寄りましたが、まだ時間が早いせいか休憩室はオープンしておらず、仕方なくバイク横で菓子パンとコーヒーの朝食を食べながら、ルートの確認を済ませました。
冷え切った体は回復しないまま、再出発・・・
8:10、下北半島の付け根に位置する野辺地町に到着し、給油・・・
(5.4L→燃費42.2km/L、¥896、@166)
天気は回復して晴れてきたにも関わらず、体は冷え切ったままで寒くて仕方ないので、簡易のオーバーパンツを脱いで、防風を期待してカッパに着替え、下北半島へ進入していきました。