函館市街へ
七飯町の「城岱スカイライン」での走りを楽しんだ後、R5に出て函館方面に進みました。
途中から、霧雨のような細かな雨が降り始め、市街地走行で信号が続いて思うように走れずにイライラが募りました。
それでも、何とか函館の街中を走り切り、18:21、薄暗くなり始めた頃、函館山の東麓にある「谷地頭温泉」に到着しました。
「谷地頭温泉」は過去にも何度か訪れたことのある温泉で、何年か前には存続が危ぶまれましたが、その後、民営化してリニューアルされていました。
リニューアル後は初めてでしたが、建物/施設は所々新しくなっているものの、大浴場は昔の面影そのままで、懐かしく、少し熱めの鉄分を含んだ茶褐色の温泉を堪能しました(入浴料¥460)。
温泉から上がると、雨は本降りになっていて・・・・
雨雲レーダーを確認すると、20:30くらいまでは降り続きそうなので、温泉の休憩室でテレビを観ながら時間をつぶしました。
21時近くになっても、雨は上がらなかったので、諦めて温泉を出発・・・
夕食がまだだったので、予定していた市内のお店に移動しました。
「やきとり弁当」
この日の夕食に予定していたのはハセガワストアの「やきとり弁当」・・・
ハセガワストアは函館エリアで営業するコンビニで、「やきとり弁当」はその名物弁当・・・
「やきとり」なのに、なぜか豚肉の串焼きで、道南エリアでは一般に「やきとり」は豚肉のことらしい・・・
実はこの函館名物ハセガワストアの「やきとり弁当」を長年ずっと食べたくて、この年2023年の1月に家族旅行で冬の函館を訪れた際、夜食に「やきとり弁当」を買ってホテルに持ち帰って初めて食べたのですが、-10℃近くまで冷え込んだ中を歩いて帰ったので、弁当が冷めてしまい少々残念な思いをしたので、今回そのリベンジを狙っていました。
前回と同じ、ハセガワストアのベイエリア店に立ち寄り、狭い駐車スペースに荷物満載のバイクを置き、やきとり弁当(小)¥530を注文・・・
店内でも飲食できるので、出来立てホカホカの弁当を頂きましたが、外のバイクが気になって急いで食べることになり、じっくり味わず残念でした。
フェリー乗り場へ
弁当の夕食後、雨はようやく上がったものの、路面はしっかり濡れていて、跳ね上がりを気にしながら、フェリーターミナルに向かいました。
港周辺は街灯が少なくて暗く、夜間走行で案内板も見落としがちで、ルートに迷い、GoogleMapでチェック・・・
21:57、何とか津軽海峡フェリー乗り場に到着しました。
不慣れなスマートチェックゲートを通過して、何とか手続きを終え、バイクを乗船位置に置いて、ターミナルの中へ・・・
(スタンダード¥3470+バイク¥3510=¥6980)
転職中の2011年10月にジムに―でのひとり旅以来で、見覚えのある建物内をチェックしながら、待合室に移動し、乗客は少なく閑散とした中、乗船開始を待ちました。
0時に乗船開始のアナウンスが「ありましたが、さすがにこの時間の乗船なので、バイクは自分だけで、乗用車は10台弱でとトラック数台のみ・・・
乗船後、スタンダード(雑魚寝の客室)に移動しましたが、部屋はいくつかあって、選択はフリー・・・
乗客は少ないので、客部屋に1~2組になるように自然とばらけて場所をキープしました。
0:10、フェリーは青森港に向けて出港・・・
約4時間の航行になるので、しっかり睡眠を取ろうと思ったのですが、長距離フェリーの2等客室のように毛布などの寝具はなく、硬い床にジャケットを敷き、脱いだフリースを枕にして横になりました。
少し肌寒くもあり、「こんなんで寝れるかな?」と不安になりつつも、小樽に向かうフェリーや前夜のホテルでしっかり寝れてなかったせいか、15分ほどで眠りに就き、意外と熟睡できました。
3日目まとめ
3日目の走行距離は386km。
この日は小樽から函館まで移動し、0時過ぎのフェリーで青森に渡るため、夜遅くまで時間フリー・・・
余裕があったので、あらかじめ調べておいたポイントに立ち寄りながら、久しぶりの道南を楽しみました。
今回のツーリングでは、前日の小樽着&ホテル泊から北海道の滞在は2日間のみとなり残念ですが、明け方にはフェリーは青森港に到着し、久しぶりの東北ツーリングとなります。