八雲町から日本海側へ
昼食後、R5をさらに南下し、八雲方面に・・・
海沿いではあるものの、直線の続く幹線道路で交通量が多く、単調だけれど気の抜けない走行が続きました。
天気は好転して青空が広がり、遥か先の駒ヶ岳を眺めながら走り続けました。
当初の予定では、八雲町からはR277で日本海側に出て南下するつもりでしたが、乙部町の手前でR229が崩落通行止めであり、迂回路の情報がはっきりしなくて不安が・・・
このまま、R5を南下して、久しぶりに森町や大沼を経由して、この日の最終目的地である函館を目指すことも考えました。
しかし、13時過ぎとまだ早いので、「何とかなるだろう・・・」と予定通り八雲町からR277のルートを取ることにしました。
R277は2011年に愛車ジムに―で走って以来2回目の走行・・・その時の記憶を思い出しながら進みました。
雲石峠(427m)に近づくに連れて、新緑の山肌が陽射しを浴びて輝き、時々見惚れながら進みましたが、峠を越えると一変・・・
急に周りは白いガスの中となり、ひんやりとした空気に包まれました。
あまりの変貌ぶりに驚きつつ、海岸線まで降りれば回復するだろうと先に進みましたが、結局ガスは晴れたものの、薄曇りの天候で、峠を挟んでの東西の天気の違いにびっくりしました。
シラフラ見学
波の打ち寄せるきれいな海岸線を見ながらR277/229を乙部に向かって南下・・・
乙部の市街地の手前で、道路情報の通り通行止め・・・
令和3年(2021年)に海沿いを進むR229で斜面崩落が発生以降、約1.8km区間がずっと通行止めになっているようです。
内陸側を迂回するルートが案内されているものの、約15kmの迂回となり、相当な遠回り・・・
地元の方のために、短絡の迂回路もあるようですが、生活道路に進入する訳にはいかず、案内に従って迂回路を進みました。
14:35に乙部町の市街地に到着・・・
早速ホクレンで給油を済ませて、楽しみにしていた目的地に向かいました。
(6.86L→燃費42.0km/L、¥1091、@159)
今回、道南エリアを走るのにあたり、このR277/229をルートに入れたのは、乙部町の海岸線にある白い断崖絶壁「シラフラ」を見るため・・・
GoogleMapを頼りに、最初に「シラフラ眺望スぺ―ス」に立ち寄り、眼下に白い岸壁の海岸線を眺望・・・
海岸線には降りられないので、駐車場のBOXに置いてあった案内マップに従い、近くの「くぐり岩・転回スペース」に移動しました。
バイクを置いて海岸線に降りると、侵食された岩肌が拡がり、シラフラの絶壁の海岸線は700m先とのこと・・・
波打ち際が結構迫っており、天気も曇り空で、先を急ぐことにして断念しましたが、あとになって「歩いて見に行けば良かったぁ~」と後悔したのでした。
城岱スカイライン
シラフラ海岸の目的を達成した後、函館を目指して国道を南下・・・厚沢部の街で、函館に向かうためR227へと入りました。
15:30、「道の駅あっさぶ」に立ち寄り休憩とこの先のルート確認をしましたが、雲がより厚くなり、天気が怪しくなってきました。
天気を気にしつつ、比較的多い車の流れに乗って走行・・・
夕方近くになってきたものの、時間的にはまだ余裕があるので、函館の手前、七飯町を横切り、「城岱スカイライン」に向かうことにしました。
このスカイラインは、事前にガイドブックで見つけ、「時間が合えば・・・」と思っていたポイント・・・
函館新道の七飯元町ICの交差点に入り口があり、ルートに進入・・・
いきなり勾配のきついルートを一気に駆け上がると、頂上付近の高台には牧場風景が広がり、前方には夕暮れ迫った駒ケ岳の山容が・・・
後方には眼下に七飯・函館の街並みと、その先には函館山を眺めることができ、期待以上の景観にテンションが上がりました。
このまま大沼/駒ケ岳まで、このスカイラインを完走したいところでしたが、日没の時間が迫り、段々薄暗くなってきたので、途中で断念・・・
「次回は天気にいい昼間に走ってみたい。」と思いつつ、Uターンして、上ってきたルートを下っていきました。