ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

2024GW北海道ツーリング ~5/3 7日目③~

ナイタイ高原牧場展望台へ

R273を上士幌の市街地まで走り、ここからナイタイ高原牧場を目指して、道道806へと入りました。

牧場の方向を見上げると、山の頂上部は雲に隠れていて、雨が降っているような気配・・・

気分は重くなりましたが、ナイタイ高原牧場はこれまで訪れたことがなく、いつか行きたいと思っていた場所なので、先に進みました。

牧草地をアップダウンを繰り返しながら走るルートは面白く、晴れていれば最高なのですが、生憎途中から小雨が降り始め、そのまま一気に展望台まで駆け上がりました。

13:30、展望台に到着・・・

ここには2019年にオープンしたお洒落な「ナイタイテラス」があり、こんな天気にも関わらず、観光客でかなり賑わっていました。

長旅で薄汚れた恰好のおじさんライダーにはちょっと場違いな感じもしましたが入店・・・

建物は全面ガラス張りで、どこからでも眼下に日本一の広さを誇る牧場を見下ろすことができ(東京ドーム358個分とか)感動・・・

(トイレもガラス張りには驚いた)

折角なので、行列に並んでカフェでソフトクリームを買って、窓際のカウンターに座り、眺望を楽しみながら味わいました。

うし(ミックスソフト)¥480

大過ぎて、写真では伝わらない景色

ここで、天気予報をチェックすると、ナイタイ牧場は12~14時にかけて降水確率50%の雨予報ではあるものの、14時以降は回復し、夕方には晴れ間も出るとのこと・・・

展望台を発つ頃には、確かに雨も止んでいて、登って来た牧草地のルートを下って行くと、雲の切れ間から青空が現れ始め、思わずバイクを止めて写真を撮ったり、動画を撮影しながら走ったりして楽しみました。

帰り際に青空が出てきて良かったぁ~

予想以上のスケールと爽快ルート・・・今後は天候のいい時に訪れたいと感じた場所でした。

 

懐かしいキャンプ場へ

初めて訪れたナイタイ牧場を楽しんだ後、再び上士幌町の街まで戻り、そこからR241/274を南下して士幌町へ・・・

JAに立ち寄り、食料の買い出しを済ませました。

この日は今回のツーリングで最終5泊目のキャンプとなるため、夕食は少し豪勢にということで、牡蠣、ホタテと共にジンギスカンを購入しました。

その後はR274を西に進み、今夜のキャンプ予定地である「士幌高原ヌプカの里」へ・・・

すっかり天候が回復し、青空の下、帯広地方らしい風景の中、真っ直ぐな道を進みました。

 

キャンプ場には16時少し前に到着・・・

「士幌高原ヌプカの里キャンプ場」は、1995年10月のツーリング時に利用したことがあり、約30年ぶりでしたが、昔のままで、それだけ時間が経過し、久しぶりである感じがしないのが不思議でした。

早速受付を済ませ(利用料¥500、ごみ処理費¥100)、キャンプサイトへバイクで進入・・・

先客は5~6組ほど居て、斜面に用意されたそれほど広くないサイトの中で、良さそうな場所を探し、荷物を降ろした後、バイクは駐車場に移動させました。

16:40にはテントの設営完了・・・

キャンプサイトは斜面で不便だが、眺めは最高!

懐かしいキャンプ場内を散策していると、管理棟は既にクローズしていて(16時で終了)、飲料自販機も使えず残念・・・

陽は少しずつ傾き始め、眼下には十勝平野が、右側には日高の山並みが連なり、広大な景色を楽しむことができました。

十勝平野が一望・・・

右(西)側には日高の山並みが・・・

天気はすっかり回復したものの、時折山の斜面に沿って猛烈な風が吹き降ろすようになり(16-18時風速8-9m予報)、今回のツーリングで稚内、岩尾内湖に続き、風に悩まされるキャンプになるのでした・・・

 

突風吹き荒れるキャンプ

17時を過ぎて、風は威力を増すばかり・・・

テント前に置いていた椅子が飛ばされるくらいは序の口で、隣りのサイトの親子キャンパーの大型テントは風をまともに受けてポールが折れ、サイト内の桜の木は枝が折れて飛ばされ、駐車場に停めてあった別のライダーのバイクが横転するなど、過去1番くらいのキャンプでの強風体験になりました。

18時を過ぎても風が止む気配はないので、炭火を起こし、夕食の準備に取り掛かりました(風は常時吹くわけではなく、ゴーッという音と共に時折山の上から吹き降ろして来る)。

何とか起きた炭火で、牡蠣とホタテを焼き、サッポロクラシックで晩酌・・・

この日の食材

新鮮な牡蠣や帆立が、スーパーで入手できるのは有難い・・・

牡蠣やホタテ焼きが定番になってきました。

その後、残った炭火でジンギスカンの味付け肉を焼いてみましたが、なかなかの味・・・

風は気になったものの、時間を掛けてゆっくりと味わいました。

ジンギスカンを焼きながら、炎を眺め、時が過ぎていきました。

20時を過ぎる頃には、ようやく風が落ち着いてきたので、残った薪を使って焚き火開始・・・

気温は10℃を下回って冷え込んできましたが、焚き火の暖が心地良く、今回のツーリング最後の夜にふさわしいキャンプになりました。

22時を過ぎ、就寝前の片付けつつ、空を見上げると、満天の星が・・・

明日の道内最終日は好天になることを期待して、床に就きました。

 

道内5日目まとめ

道内5日目の走行距離は232km。

前日の天気予報では快晴だったにも関わらず、朝から曇天で気温が上がらず、寒さを感じながら三国峠越え・・・

その後、上士幌まで雨に降られての走行となり、夕方には突風と、1日天候には悩まされましたが、約30年ぶりの「三国峠越え」ルートや「士幌高原ヌプカの里キャンプ場」、以前より行きたかった「タウシュベツ川橋梁」や「ナイタイ高原牧場」を訪れることができ、充実の1日になりました。

道内5日目の走行ルート