礼文への再訪を誓って・・・
礼文島の桃台猫台の後、再び香深港に戻りました。
時間は11時半過ぎ、昼食の時間を考えると、帰りのフェリーの時間まで30分くらいの余裕はがありましたが、これから他のポイントに向かう気になれず、昼食を取ることに・・・
昼食はフェリーターミナルの向かいにある食堂に行き、おすすめの「塩ラーメン」(¥800)を注文しました。
具材はチャーシュー、シナチク、鳴門、ねぎ、海苔とごく普通でシンプルでしたが、スープはあっさりしつつも旨みがあって格別!・・・大変美味しくて、大満足でした。
昼食後はターミナル周辺をぶらぶらと散策・・・
前回2007年にも利用した記憶のある土産店に入り、欲しかった礼文島のステッカーの他、つまみになりそうなウニ・ホタテのかまぼこを購入・・・
その後、フェリーターミナル内を散策していると2Fのお寿司屋さんで「ウニおにぎり」のメニューを発見・・・
何か無性に食べたくなって注文してテイクアウトし、港の岸壁で、利尻富士を見ながら食べることにしました。
ウニは結構たくさん入っていて、ご飯は握りたてで温かく、ひと口ずつ噛みしめながら、この日は知った礼文のルートを思い返し、「また、いつか!」と誓ったのでした。
小さい島だから、半日あればと今回のプランを組みましたが、礼文はもっと時間をかけてゆっくり周るべきと実感・・・
今度は花や緑の季節に、キャンプで2~3日滞在する計画で訪れたいと思いました。
復路フェリー ~利尻経由稚内へ~
今回利用のハートランドフェリーは、バイクの場合、事前予約ができず、また往復券が購入できないので、帰る際も、1時間前の手続き開始に合わせて乗船券を購入し、13:25発のフェリーに乗船しました。
帰りのフェリーはお隣の利尻島に寄港して稚内に向かいましたが、利尻島も2007年の家族旅行の際に訪れた場所なので、自分にとっても懐かしく、着岸の様子を眺めていました。
この日は午後になって、利尻富士の山容は少し霞みがちになってきたものの、相変わらずの晴天で、その後も稚内に向かうまで、サロベツ原野やオロロンラインの海岸線、ノシャップ岬の半島など眺めることができ、礼文から約3時間、利尻から約2時間の船旅を存分に楽しみました。
お土産購入&ノシャップ岬
下船後、自宅や会社向けのお土産を買うために「稚内副港市場」に直行しました。
営業時間が気になりましたが、何とか入店できて、お土産をチョイス・・・自宅にまとめて発送の手配をしました。
バイク旅の場合、お土産を買っても運ぶのが大変なので、基本的には大きな土産店でまとめて買って送るパターンが多いのですが、今回はルート上、大きな店がありそうなのは、ここ稚内しかなかったので、何とか営業時間に間に合ってひと安心・・・これでお土産のことは気にせず、旅を続けられます。
お土産購入後、時間は17時過ぎと早いので、ノシャップ岬に立ち寄ることにしました。
一昨年のGWにも訪れているのですが、この時、ステッカーで気に入ったものがなく、購入しなかったことが気になっていて、閉店間際のお土産店に入ってチェックしましたが、さすがにステッカーは前回とほぼ同じ・・・
結局、今イチ感がありましたが1枚購入しました。
買い出し&キャンプ場へ
ノシャップ岬の後、再び稚内港近くの「防波堤ドーム」に立ち寄り、愛車を入れて記念撮影・・・
その後、稚内市街地を通過し、キャンプ場近くのスーパーで今夜の夕食の食材を買い出しました。
卸売スーパーの名の通り、量の多いパック食材が多くて、選択に困りましたが、肉類を中心に購入・・・
定番のサッポロクラシックビールの500ml缶が見当たらず、黒ラベルを購入しました。
スーパーを発って、住宅地の中を走っていると、庭先にやたらと大きな犬を2頭飼っている家を発見!
通り過ぎる際によく見ると、犬ではなくエゾシカでビックリ!!!
一昨年、稚内に来た際も感じましたが、この辺のエゾシカは、かなり人間の生活圏に入り込んでいる気がしました。
(翌朝、キャンプ場でサイト内にシカの群れが現れ、驚かされることに・・・)
連泊の「宗谷ふれあい公園キャンプ場」には18時過ぎに到着・・・
管理棟に立ち寄って薪を1束購入してから、サイトに戻りました。
お米を研いて夕食の準備をした後、その間にキャンパーズハウスに行き、無料のシャワーを浴びてさっぱりし、いよいよ夕食に取り掛かりました。
この日は焼き肉にしたので、火を起こさないといけないのですが、日が沈むにつれて風が強くなり、しかも昨日のテント設営時と違い南風・・・
テント前室前では、煙や火の粉がテント内に流れ込むので、仕方なく、テントの後方に回って、準備を始めました。
起こした火でねぎまを、今回新たに購入したミニ鉄板では豚ロースを焼き、ビールを飲みながら、焚き火の番をして、時間がゆっくりと過ぎていきました。
前日よりもキャンパーは増えて、バイクは10台ほど・・・
他のキャンパーもいて、少し賑やかでしたが、夜になって冷え込む中(気温12℃)、焚き火で暖を取り、明日以降のルートに思いをはせるのでした。
この日は21時前に夕食・焚き火は終了・・・
22:20に寝袋に入って就寝としました。
道内3日目まとめ
道内3日目の走行距離は115km。
今回の旅のクライマックスと言える礼文島ツーリング・・・
天候に恵まれ、最高のコンディションの中、礼文島を満喫・・・
礼文島は小さな島ですが、豊かな自然、景勝ポイントが豊富で、半日では周り切れず、「またいつか!」と思わせてくれる、そんな素敵な場所でした。