礼文島スコトン岬から折り返し
３km弱の「江戸屋山道」は、あっという間に走り終えてしまい、次はその先にある最北端のスコトン岬へ・・・
2007年に家族と訪れて以来となるこの岬は、駐車場が整備され、お土産店や最北端のトイレもきれいになっていましたが、当時の面影が感じられ、記憶が蘇りました。
前回は風がやたら強かった覚えがありますが、今回は風は穏やかで、快晴に近く、ベストコンディションです。
時間を確認すると10時・・・
フェリー着後、出発してから約1時間半経過しており、この後、帰りのフェリーの時間と島の西岸のメノウ浜に立ち寄り、昼食の事も考えるとあまり余裕はなく、岬先端への散策はあきらめて、出発することにしました。
岬を発って走りながら、走り終えたばかりの「江戸屋山道」のことを考えると名残惜しく、山道への分岐にさしかかった際、思わずハンドルを切り、もう１回この山道に進入し、爽快ルートを楽しみました。
礼文島は島の西側にはほとんど道路がなく、周回することはできないので、ここまで走ってきた道を戻ることになるのですが、途中、休業中の礼文空港がある別の岬のルートに入り、少し気分を変えながらフェリー乗り場のある香深港まで戻りました。
メノウ浜、桃台猫台へ
香深港からメノウ浜に向かうため、島の西側に通じるルートに進入・・・
前回は峠を越えて西側に抜けましたが、今は立派なトンネルが貫通していて、すぐにメノウ浜に到着・・・
フェリー乗り場で入手した島の観光案内で紹介されていたカフェで「ホッケバーガー」を食べようとお店に向かいましたが、営業しておらず残念・・・
仕方がないので、前回家族と訪れ、当時まだ小さかった子供達がはしゃいで走り回った「桃台猫台」へ移動しました。
久しぶりの再訪でしたが、当時とあまり変化はなく、バイクを降りて展望台まで散策・・・
周りには巨石・奇石が点在し、絶壁がかぶさるような迫力は相変わらずで、日本ではないような感じも・・・
海も真っ青で透明度が高く、あらためてここ礼文島の自然の豊かさ・素晴らしさを実感しました。
帰り際、絶景をバックにバイクの撮影をしていると、ご年配夫婦の旅行者が「シャッター押しましょうか。」と声を掛けて下さり、愛車と一緒に写真を撮ってもらいました。
このご夫婦とは帰りのフェリーでも一緒になり、奥さんは若い頃に礼文島の桃岩YHに滞在して、島を散策したことがあるとか・・・
お互いに昔の北海道旅の懐かしい思い出話をさせて頂きました。
