ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

2024GW北海道ツーリング ~5/1 5日目①~

早朝始発便で礼文島

稚内で迎えた北海道ツーリング5日目の朝は、3:25に起床・・・

昨夜は21時に就寝してから、強い風や雨音、そして正体不明の鳥の鳴き声と羽ばたき音で何度か目が覚めました。

この日は今回のツーリングで一番楽しみな日で、気分が高ぶっていたからかもしれません。

外は既に薄っすら明るくなっていたので、トイレに行き、出発の準備を始めました。

晴天で楽しみな1日の始まり・・・

この日は連泊のため、荷物はリュックサックのみ・・・

5時半にはキャンプ場入口のゲートを開けてもらえるので、時間を見て、他のキャンパーに迷惑にならないようにバイクをしばらく押して移動し、5:25にキャンプ場を出発しました。

 

天気は予報通り晴天が期待できそうで、はやる気持ちを抑えて、R238、R40を進んで稚内の市街地へと入り、セイコーマートで朝食の買い出しを済ませた後、稚内港のフェリーターミナルに向かいました。

稚内のターミナルは、2007年に勤続20年の旅行券を利用した家族旅行で、利尻・礼文を訪れて以来で久しぶり・・・

ターミナルの建物も新しくなっていて、港の様子も昔の記憶と結びつかず、戸惑いましたが、5:50に手続きを済ませました。

ちなみに、フェリー代は2等客室(¥3290)とバイク(¥5710)を合わせて片道¥9000でした。

チケット購入後、乗船位置にバイクを移動させると、先客のバイクは1台のみ・・・

岡山ナンバーの同じセローのライダーさんは、礼文島にキャンプで2泊して、トレッキングしながら島を満喫する予定とのこと・・・羨ましい~~~

乗船待ち

先客の岡山のセローさんと共に・・・

フェリーは定刻の6:30に出港・・・礼文島まで約2時間の船旅が始まりました(昔、家族と乗船した時は4時間くらい掛かっていたような気が・・・)

2等客室は雑魚寝スペースになっており、隅っこの場所を確保し、コンビニで買ったパンを頬張って朝食としました。

朝食後、船内を散策しつつ外に出ると、目の前に残雪の利尻富士海上に浮かんでいてビックリ!

一気にテンションが上がり、何枚も写真に収めました。

想定していなかった景色に感動!

残雪の利尻富士を眺める・・・

念願の礼文島ツーリング

礼文島香深港には定刻の8:25に到着・・・

帰りのフェリーが13:25発なので、5時間の礼文島ツーリングがスタートです。

まずは、島の最北端のスコトン岬を目指しますが、直行すると約25km、35分の行程なので、じっくり島を満喫しようと、スピードは抑え気味に、周りの景色を楽しみながら進みました。

交通量は少なく、晴天で風もなく暖かで、最高のコンディションに幸せな気分に浸りながら進みました。

「見内神社」 赤い鳥居が鮮やか・・・

礼文島から利尻富士を眺める

途中、気に入った風景に出会うたびにバイクを停めて撮影し、ようやく島の北端部にあり、1番の楽しみにしていた「江戸屋山道」の入口に到着しました。

いよいよ念願の「江戸屋山道」へ

この山道は、何人ものモトブロガーのYouTubeチャンネルで知り、「自分もいつかバイクで走ってみたい!」と思ったほどの魅力的なルート・・・

今回の北海道ツーリングは、全長3km弱のこの山道を走るために計画したと言っても過言ではなく、山道の入口で看板を記念撮影した後、高ぶる気持ちを抑えて、いよいよ山道に入り込みました。

このルートは山道の名の通り車1台がやっと通れるような狭い道ですが、全線舗装されており、オフ車でなくても走行は可能・・・

島の北端の細長く切り立った丘陵地を蛇行しながら進むにも関わらず、ガードレールはなく、また樹木もないので、ルートの左右に真っ青で透明度の高い海を見下ろし、前方はスコトン岬への通じる海岸線、背後は遠くに残雪の利尻富士を眺めることができ、他では経験したことのないような眺望と走りを楽しむことができる道・・・

こうして今、夢がかなって走っていることに喜びを感じつつ、対向車や転落に気を付けながらゆっくりと進みました。

山道を登り切り、丘陵のピークへ・・・ここからが本番!

左右眼下は真っ青な海。前方は島の最北端・・・