術後5回目の夜も何度か目が覚めながら、4:55に起床・・・
ベッドから起きる時や椅子に座っている時に、傷口でなく、お腹の奥の方と背中でピンポイントで軽い痛みがあり、ちょっと気にしつつ、様子を見ました。
早速テレビを点けて、オリンピック関連の番組で結果をチェック・・・
主治医の月曜の診察が始まる9時少し前に、広い病院内を移動して病室まで来てもらい回診・・・
前日に言われたように、午後に前立腺を摘出した後、膀胱と尿管を吻合した箇所で漏れがないか造影検査を行い、問題なければ手術後ずっと通していた尿管カテーテルを抜くことになりました。
さらに、翌日にかけて排尿や合併症の尿漏れに問題なければ、翌々日には退院と言われました。
この退院日は、入院9日目、術後7日目にあたり、当初入院は10~14日と聞いていたので、順調であることは有難いのですが、ちょっと早いので一抹の不安も・・・
午後の検査までは、シャワーを浴び、会社の同僚とLINEやSメールで近況報告して過ごしました。
13:40、主治医が病室まで迎えに来てくれて、関係者しか入れない裏ルートで、別棟の泌尿器科診察室に移動・・・
検査台に横になり、尿管カテーテルから造影剤を膀胱内に画像を見ながら注入・・・
4回に分けて注入していくにつれて、膀胱が膨らんで尿意が強くなりましたが我慢して、その間に手術で吻合した箇所から漏れがないかを画像で確認・・・
幸い問題はなく、術後5日間入れっぱなしだった尿管カテーテルを抜いてもらいました。
続けて、前立腺全摘出手術の合併症である尿漏れの状態確認ですが、カテーテルを抜く時や検査台から体を起こす時(腹筋に力が入った時)に尿漏れがなかったので、いい状態だと先生に言われました。
検査後、おもらしするといけないので、尿漏れパッドを当てて病室に戻ると、看護師さんから測尿と骨盤底筋体操の説明がありました。
測尿は、これから明日にかけての排尿時にカップで測量すると共に、尿漏れの量や尿意の有無を記録するというもの・・・
また、最初の2回については、排尿後に看護師さんに膀胱内に残っている尿量を測定してもらう残尿測定も行いましたが、問題ありませんでした。
また、今後の尿漏れを改善するために必要な骨盤底筋を鍛える体操について、パンフレットをもとに説明してもらいました。
尿管カテーテルが抜去され、体にぶら下がったものが何もなくなって動きやすくなり、手術の傷の痛みも気にならなくなってきて、回復しているのでことを実感・・・
退院も見えて来たところで、週末まで陸上の大会で遠征していた次男が妻と共に、ようやく面会に来てくれました。
術後の合併症である尿漏れの状態は、椅子から立ち上がる時やお腹に力を入れた時などに発生はするものの、その頻度は想定よりも少なく、できるだけ早い段階でパッド不要になるように改善できればと思います。
22時の消灯時間を前に、寝ている間の排尿がどうなるのか不明で、勿論尿漏れパッドはするものの、寝ている間にずれて、シーツを濡らしても大変なので、看護師さんに絆創膏をもらってパッドを固定し、床に就きました。