柏崎ホテル出発
ツーリング初日の夜は寝つきが悪く、夜中の2時過ぎには目が覚めてしまい、その後は明け方までウトウトするだけで、熟睡できませんでした。
寝不足の影響が気になるところですが、この日の予定は午前中、約90km先の新潟港まで移動し、正午出港のフェリーに乗船するだけなので、大丈夫でしょう・・・
6時に起床し、身仕度を整えた後、台車を借りて荷物を降ろし、出発の準備を進めました。
途中、通りかかった地元のおっちゃんやホテルに宿泊していた東京のライダーに話し掛けられ、なかなか出発できませんでしたが、この日は時間の余裕もあったので、旅の話をして楽しみました。
初めての海岸ルートを進む
12時発のフェリーに乗船するため、ここから海岸沿いの国道をつなげて、新潟港を目指します。
初めてのルートで新潟港に向かうこと、また、初めて新潟港から北海道に発つこと、さらに晴天の条件も重なって、テンションは勝手に上がっていきます。
途中、東京電力の柏崎刈羽原発の施設を迂回するように、国道は海岸線を離れますが、敷地境界はフェンスや監視カメラで厳重に警備されている光景は、ちょっと異質の雰囲気でした。
その先、国道362号沿いの道の駅「越後出雲崎 天領の里」に立ち寄り、コーヒータイムとしましたが、7時半過ぎでまだ早いにも関わらず、地元ライダーのマスツーリングの待ち合わせ場所なのか、かなりの台数のバイクが停まっていてビックリしました。
道の駅から先で国道は402号へと変わり、のどかな海沿いのルートが続きましたが、長岡市寺泊に入ると、急にホテルやカフェ、海産物のお店が現れ、観光客もたくさん訪れていて賑わいを見せていました。
ここでコンビニに立ち寄り、朝食としておにぎりとドーナツを購入・・・
さらに国道を進むと、前方に山(弥彦山)が迫り、海岸線の景観は断崖絶壁へと変っていき、眺めの良さそうな駐車帯(獅子ヶ鼻)を見つけ、そこにバイクを停め、遅い朝食を食べました(ショルダーバック内の温度計は25℃)。
いよいよ新潟港へ
この後、国道402号は断崖絶壁エリアを縫うように、アップダウンとカーブを繰り返しますが、しばらくすると、平地の真っ直ぐなルートに変わり、いよいよ越後平野へと入り、新潟市街地が近づいていることを感じました。
植林低木の松林を貫くルートから、左側には堆積した砂の小山が延々と続くルートへと変わり、「飛砂注意」の標識も・・・
確かに道路上に砂が堆積していて、ちょっと危ない感じで、注意しながら走り続けました。
(途中、パ―キングもあったので、バイクを停めて写真でも撮れば良かった~)
信濃側の支流(分水路)を渡ると、砂の景観から急に市街地へと入り、勘を頼りにフェリーターミナルを目指しましたが、途中、新潟市の立派な街並みとその中を貫く信濃川を渡るのに迷ってしまい、Googleマップのお世話になりました。
こうして、何とかフェリーターミナルへの分岐案内板を見つけ、ちょうどうまい具合にガソリンスタンドもあったので、翌日早朝からの北海道ツーリングに備えて、給油を済ませ、満タンにしました。
(4.38L→燃費51.12km/L、¥718、@164)
P.S.
前回の給油地白馬村から糸魚川まで下りルートで快走だったこと、新潟県の海沿いルートがアップダウン箇所が比較的少なく、道路の整備状態も良かったので、キャンプツーリングで荷物満載時の燃費は伸びても45km/Lくらいのところ、51km/Lを超えたのはちょっとビックリでした。