天気急変「エサヌカ線」
猿払村の道の駅「さるふつ公園」で雨が弱くなるのを待っていたら15時を過ぎてしまい、残りの走行距離を考え、この日のキャンプ地は隣の浜頓別町にありクッチャロ湖畔キャンプ場としました。
キャンプ場に向かう前にもう一ヶ所、午前中に走った「オロロンライン」、先ほど走り終えた「白い道」と共に、今回の道北ツーリングで楽しみにしていた「猿払村道エサヌカ線」があり、国道238を分岐に気を付けながら走っていきました。
「もうそろそろかな?」と思っていると、わかりやすく看板が出ていて、それに従い国道を離れて左折・・・
低木のエリアを抜けると、熊笹の茂る原野と湿原のエリアとなって視界が開け、真っ直ぐな道がどこまでもが続く、北海道らしい絶景が展開しました。
さらに、このタイミングに合わせたかのように、先ほどまでの雨雲が流れて雲が切れ始め、青空と陽射しが照り始めました。
想像以上の絶景と想わぬ天気の好転に、気分は最高潮!!!
メットの中で「ウォーッ~」と叫びながら快走しました。
途中何度か、路肩の広くなった場所を見つけては、バイクを停めて撮影・・・やはり青空が背景だと、撮影していても気分が盛り上がります。
合わせて、今回持参した360°カメラをハンドル部に固定して、動画撮影も楽しみました。
そしてここでも、ノシャップ岬で話をし、稚内防波堤ドーム、宗谷岬、白い道で再会した浜松のライダーを見かけ、同じ日ですが、何度も道内で再会するという”北海道ツーリングのあるある”を体験したのでした。
エサヌカ線の後半は、周りが牧草地となり、また違った絶景を見せてくれて大満足!
虹も出てきて感動していたのも束の間、10数kmのエサヌカ線の完走目前から急に雲が流れて来て、再び雨が降り始めたのでした。
北海道の広大な景色と天気の変わりやすさを体験する場面となりました。
キャンプ地クッチャロ湖へ
再び国道238に出て浜頓別の市街地へ・・・この日のキャンプ地とするクッチャロ湖に向かう前にAコープに立ち寄り、しっかり食材を買い出ししました。
16:45、クッチャロ湖畔キャンプ場に到着・・・早速管理棟で利用料¥400を払って手続きを済ませましたが、その直後から再び強い雨が・・・しばらく管理棟で雨宿りしました。
雲を見る限り、しばらく降り続きそうで、スマホで雨雲レーダーをチェックしましたが雨雲はなく、「このエリアはしばらく雨は降りません」のメッセージ・・・
当てにならないので、雨が少し弱くなった頃を見て、バイクをサイトに移動し、テントを設営しました。
道内キャンプ2泊目の夜
テント設営後も雨は降ったり止んだりが続いていましたが、18時過ぎた頃から雨が止んで、雲の切れ間から湖畔越しに夕焼けをが少しだけ見ることができました。
風もおさまり静かになったので、今のうちにと炭火を起こし、夕食の準備に取り掛かりりました。
前日は海産物中心だったので、この日はAコープで肉類を購入・・・豚ロース肉と鶏ささみを焼いて、持参した塩コショウを降った簡単な料理としました。
ご飯が炊け、肉が焼けるまでの間は、買い込んだつまみ類を肴に定番のサッポロクラシックを飲みながら、この日1日、巡ったルート、出会ったシーンを思い浮かべ、喜びを噛みしめました。
食事を終えて21時過ぎ、少し早いですが睡魔が襲って来たので寝る準備を・・・
こうして、初めてのクッチャロ湖畔キャンプ場での夜は更け、床に就きました。
4日目(道内3日目)まとめ
道北ツーリングのメインとなったこの日、日本海側の初山別村からスタートし、オホーツク海側の浜頓別町まで240kmの走行となりました。
前日同様、天候が安定せず、雨やあられに降られましたが、「オロロンライン」「白い道」「エサヌカ線」と楽しみにしていたルートでは不思議と雨が上がり、時にも青空も現れ、気分良く走ることができました。
本当にラッキーで、満足感に満ちた1日になりました。
最後に、この日の走行ルートを掲載しておきます。