キャンプ場での朝
今回最初のキャンプの夜、歳のせいかトイレが近くなり、2時過ぎに目覚めてしまい、真っ暗な中トイレへ・・・
雨も降っておらず、風もなく、静かな夜でした。
テントに戻ってからは、始まった北海道ツーリングに少し興奮しているのか、眠れそうにないので、昔から愛用のラジオを出して適当に選局し、イヤホンで聴きながら時間をつぶしました。
スマホで天気を確認すると、今日向かう稚内は雨のち曇り(降水60%)の予報・・・
雨はショックですが、前日同様降ったり止んだりで、強い降りにならなければ十分です。
4時を過ぎると外は明るくなり始めたので、キャンプ場である公園の散策に出かけました。
高台に上がると海は穏やかで、曇っているものの、遥か先の海岸線まで見え、天気がもつことへの期待が高まりました。
テントに戻り、お湯を沸かして、キャンプの朝の定番であるコーヒータイムに・・・今回はガソリンコンロが不調だった時のために用意した固形燃料を100円ショップで購入した固形燃料用ストーブにセットし、シェラカップで湯を沸かしてみました。
コーヒーの後、稚内・宗谷と道北本番となるこの日、天気が気になりますが、出発に向けて片付け・身支度を始めました。
突然の雨/あられ・・・コンビニへ
7:45、初山別村の「みさき台公園キャンプ場」を出発・・・いいキャンプ場で、「今度は晴れた時に訪れ、夕焼けを眺めたい!」と思いながら出発しました。
この先、国道232は海から少し離れて内陸を通るので、眺めは今ひとつでしたが、道北らしい直線道路は気分良く走ることができました。
遠別の街を過ぎ、次の街、天塩町に近づいた頃、急に雲行きが怪しくなり、空気がひんやりしてきたかと思ったら、途端にあられ混じりの強い雨が降ってきました。
路肩にバイクを停め、すぐにカッパを着込みましたが、結構濡れてしまってガックリ・・・
雨はこの後すぐに止みましたが、60kmほど走り、朝食も食べていないので、天塩の道の駅に立ち寄りました。
しかし、8:30過ぎでまだ時間が早く準備中のため、中に入ることもできず、ネットで近くのコンビニを検索し、セイコーマートを見つけてそちらに移動・・・
メロンパンと紅茶を買って店の外で食べ、朝食休憩としました。
懐かしのオロロンラインへ
コンビニでパンをかじりながら朝食休憩していると、雨雲が通り過ぎて空が明るくなってきました。
気分を新たに出発・・・国道232から道道106へと入り、市街地を抜けて海沿いのルートへと入り、28年前の自身2度目北海道ツーリング、そして初めての道北を走った際に感動した懐かしのオロロンラインへと入りました。
視界が開けると、前方に雪を抱いた利尻富士の山容の一部が雲の切れ間から見え、一気に気分が高まりました。
雨で路面は濡れていますが、真っ直ぐ遥か先まで続く道は気持ち良く、しばらく走ると右前方に風力発電のプロペラがいくつも見え始めました。
この「オトンルイ風力発電所」にはプロペラが20~30基ほど道路と平行に並んでいて圧巻!
初めて見るこの景観をじっくり眺めるため、脇道にバイクを入れ、撮影を楽しみました。
再びオロロンラインを走り出すと、すぐに今度は北緯45度を示すNをあしらったモニュメントが出現・・・ここでもバイクを停めて記念撮影をしました。
~4日目②に続く~