ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

ホワイトガソリンコンロ修理のその後

自己修理に挑戦

30数年前、キャンプ道具を揃える際、初めて購入したコンロがコールマンのガソリンスト―プPEAK1 Model400A・・・以来ずっと愛用してきました。

ところが昨年、キャンプツーリング時にコンロの赤いレバー部からのエアーと燃料が漏れる事態が発生!!!

今年のキャンプツーリングを前に、メーカー窓口に修理を依頼しましたが、流石に古いモデルで交換パーツの在庫がなく、修理不能で戻ってきました。

このまま引退させて新しいコンロを購入という考えもありましたが、やはり愛着があって諦めきれず、ネットで症状と原因、交換パーツの調査を始めました。

結果、赤いバルブからの燃料/エアー漏れは、中のパッキンの劣化が原因である可能性が高く、交換のパッキンを探してみたところ、非純正品ですが対応するパッキンを扱うお店を見つけることができ、購入してみました。

そして、先週の土曜日、このお店のホームページに記載してある交換手順を参考に、赤いレバー部の分解とパッキンの交換を試みました。

 

悪戦苦闘の末、何とか・・・

まずは赤いレバー部を固定しているナットを緩めて外してみると、レバーは抜けないもののわずかな隙間が発生・・・

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まずは赤いレバーの固定を外し、この隙間から作業(できるの?)

この隙間から中の古いグラファイトパッキンをほじくり出すということでしたが、専用の工具があるわけでもないので、ピンセットをこじ入れて、根気良く、少しずつパッキンを掻き出していきました。

パッキンをほぼ取り出すと、赤いレバーが少しぐらつくようになり、プライヤーを使って引き抜くことができました。

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掻き出したパッキンの破片粉と取り外した赤いレバーパーツ

取り出した赤いレバーのパーツは、ステンレスの棒にボルトとナットが通っていて、その間にパッキンを挟む構造になっていましたが、新しいパッキンを取り付けるには、曲がっている棒の先端部を真っ直ぐにする必要があり、これがなかなか大変・・・

手持ちのプライヤーとペンチを使って、この小さなパーツを挟み、硬いステンの棒を成形しました。

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レバーを外したコンロ内部の状態

何とか棒が真っ直ぐになってナットを外すことができ、棒に購入したグラファイトパッキンを装着(写真を撮り忘れた)・・・

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ステンの棒を真っ直ぐに伸ばしてナットを取り外し

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購入したグラファイトパッキン・・・これを棒に通して取り付け

ナットも通して、今度は先端を折り曲げて元の状態に戻す必要があるのですが、これがまた大変・・・

何とかそれらしい形状のなったので、棒の位置を確認しながら、赤いレバーをコンロの取付け部に装着し、可動範囲を確認した上で、ボルトを締め上げ、修理は完了しました。

修理前よりも赤いレバーの可動がかなり硬くなって、一抹の不安を感じるものの、ポンピングした結果、エアーが漏れている形跡は無さそうだったので、ガソリンを入れて点火のテストを行ってみました。

 

点火テストの結果は・・・

ガソリンと火気を扱うので、少々緊張しつつも、ポンピングを行っていよいよ点火・・・

火は最初安定しないものの、修理前のようにすぐに消えてしまうようなことはなく、追加のポンピングを行いながら、しばらく様子を見ると、赤い炎が徐々に青い炎への変わり、完全燃焼して火が落ち着いてきました。

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炎が青く落ちついてきました

火力調整の別のレバーも機能して、何とかコンロとして使えそうな感じ・・・

 

最後の手段として、自己責任でトライしてみたコンロの修理でしたが、何とか復活させることができました。

 

キャンプツーリングに出掛ける前に、もう1度しっかり動作確認行い、実際に使ってみるつもりです。