昨日の土曜は前日から雨模様で、GWの北海道ツーリングを断念したこともあり、気分は沈みがちでしたが、愛車セロー用に購入したタブレットホルダーが中途半端な状態だったので、改造作業に取り掛かることにしました。
先日の確認時に、ホルダーの位置/角度調整機能とセローの取付、メーター位置の関係で、ホルダーを上下逆に固定することになったため、タブレットのホールドが不安定になることがわかりました。
対策のため、ホルダーの固定爪部分を延長するため、家にあったアルミ板を使って、ガイドを追加することにしました。
ホルダーとタブレットの取付位置を考慮して寸法を取り、アルミ板のカットに掛かりましたが、板厚は1mmと薄いので、バリの発生や変形を抑えるため、カッターを裏表から何度か当てて溝を切り、最後はバイスで挟んで折り曲げて分断しました。
続いて、ホルダーの形状に合わせてカットしたアルミ板の端を折り曲げていきました。
最後に仕上げとして、タブレットを取り付けた時に傷をつけないように、ルーターを使ってバリ取りとコーナーのR取りを行って完成させました。
このガイドは、ホルダーの下側に来る間隔70mmの爪部分を延長するためのもので、ホルダー爪部に両面テープで固定し、さらにアルミガイド上にスポンジゴムを貼り付けて完成させました。
完成した改造ホルダーにタブレットを取り付けてみると、ホールド性はかなり向上しました。
ちなみに、タブレット側面のボタン類にホルダーの爪が当たらないように少しずらして固定するため、ガイドは左右非対称にしました。
走行中のタブレット落下防止のため、ホルダーに付属していたゴムバンド2本以外に、追加手配したシリコンバンドも使ってホルダーマウント部やバイクのバー部分に引っ掛けることにしました。
そして、バイクへの取付確認は、今日行ってみました。
ホルダーはフロントスクリーン取付のバーに固定し、ちょうどメーターの上、スクリーンの内側に配置させました。
マウント部とタブレット&ホルダーはシリコンバンドで固定、走行中の風圧と落下防止を考慮し、バーとタブレットはゴムバンド2本で固定しました。
さらに、写真には映っていませんが、マウント部のバーへの挟み込みが弱く、ずれて回ってしまうことを前回確認していたので、クランプ部にゴムシートを追加して滑り防止の対策もしました。
今回の改造でかなり安定性が増し、落下の不安も少し軽減しましたが、実際の走行に耐え得るか、いつか実走テストしようと思います。