先週の土曜日にセローが納車されて1週間・・・
約20年ぶりに再びセローに乗ることができる喜びを感じながら、納車後の土、日、祝日と休みのたびに試走し、そして今日も天気が1週間前の雨予報から直前に晴天に変ったので、以前からバイクが来たら行きたいと思っていた場所に出かけました。
ただし、セローに乗り始めてこの1週間、約140kmほど走ったものの、
・約20年ぶりでクラッチ、アクセル操作がまだぎこちない。
・以前の225セローから250㏄に変わり、車体が大きく、重く感じる。
・まだ交通量の多い2車線以上の道をほとんど走っていない。
・高速でのカーブ走行の感覚が今ひとつ(ちょっと怖い・・・)
などなど、まだまだ不安いっぱいで、今回の目的地はちょっと遠いのでどうしようかと思いましたが、走って慣れるしかないので、安全運転に気を付けて出発しました。
行先は、岐阜県加茂郡八百津町・・・木曽川の丸山ダムの北側をバイパスする国道418を目指して走りました。
丸山ダムの湖畔沿いにも国道418号はあるのですが、ダート区間が残る廃道状態で、「国道」ではなくまさに「酷道」・・・
かさ上げによる新丸山ダムの建設計画があり、酷道は水没の運命にあるため、ダムの北側の山間部に国道418のバイパス工事が進んでおり、そのルート途中に魅力的な橋があることを知り、出掛けたのでした。
天気予報に反して、曇り空で陽ざしが弱く、目的地周辺の気温は8℃で、指先が少しかじかんだものの、無事に到着・・・
橋の手前に展望駐車場があり、バイクを停めて、早速カメラを取り出して撮影を始めました。
橋は、全長462m、高さ約100m(橋下の川の水面までは200mとか・・・)で、スリムな橋の形は絵になり、何枚も愛車セローを入れながらシャッターを切りました。
その後、橋を往復して渡った後、側道から橋の下へと谷を下り、橋の北側、真下、南側に移動して、いろんな角度から橋を眺めて楽しみました。
目的の橋の撮影ができ、途中までは順調でしたが、アクシデントが発生!!!
撮影時にバイクを停めて、向きを変えようと跨いだままハンドルを切って移動させていたら、バイクが右に傾き、踏ん張った拍子に足に激痛が・・・
右太腿の付け根から内側・裏側にかけて痛みあり、何とかバイクの運転と歩くことはできそうなものの、足の踏ん張り角度によっては痛みがあり、力が抜けてしまうような状態・・・
年齢のせいなのか、日頃の運動不足のせいか、寒い中のツーリングで筋肉が固まっていたからか・・・いずれにしてもおじさんライダーピンチです。
橋の撮影の後は、ダム周辺も寄り道する予定でしたが、無理せず、今度は新緑の頃にまた来ることにして、帰路につきました。
<追記>
途中、昼食のため、そして傷んだ体を癒し、暖まるためにラーメン店に入りました。
年配のおじちゃん、おばちゃんの営む長閑な雰囲気のお店で、運良くストーブの前の席で食事を取り、くつろぐことができました。
精算の際、おじちゃんがバイクで来たのを見ていたのか、話しかけてくれて、最後に「気を付けて・・・」のひと言をもらいました。
心が和むと共に、車での来店ならなかったやり取りに、バイク乗りが復活し、ツーリングに来ていることを実感したのでした。