金曜日に行われた1階パネル組みの作業を1日見学させてもらいました。
資材の積み降ろしと並行して、床枠外周部に防腐処理した合板が取り付けられました(写真1枚目)。
パネル設置部分には、予め黒いパッキンが敷かれ、その上にパネルの凹部に合わせるレールが固定されていました。また、床面上には、設置するパネルの型式が書き込まれていました(写真2枚目)。
パネルはスウェーデンの工場で製作され、完成した状態で運び込まれます。合板+透質防水シート+断熱材(120mm)+防湿フィルム+ボードの構造になっていて、パネル外面の下側は防腐処理が施されています。設置前に、水色の防湿フィルムを折りたたんでタッカーで固定、同時にパネルの合わせ面にも断熱材がタッカー止めされました(写真3枚目)。
準備のできたパネルは、クレーンで吊り上げて所定の位置へ。パネルの位置や垂直具合を確認・調整した後、パネルや床枠との合わせ面に5~10cm間隔で釘を打ち込み固定していました(物凄い釘の数になります)(写真4枚目)。
パネル組みの作業は、足場に乗った職人さん、下で作業の職人さん、操縦士さんの連携作業で手際よく行われていました。クレーンの操縦士さんも、狭い車内で1日中神経を使いながらの作業は大変だろうと思いました(写真5枚目)。