ふらのさんブログ

ツーリング/旅、植栽/ガーデニング、DIY、スウェーデンハウス建築記録と共に、日常の生活を綴っています。

ジムニー 天井収納DIY

今年のGWに13ケ月待ってようやく納車された新型ジムニー・・・

 

これで20数年にわたり3台続けてジムニーを乗り継いだことになりましたが、今回の新型ジムニーは最新装備/性能といかないまでも、ジムニーらしさを残しつつ、進化が感じられ、短い距離の通勤ですが、満足感を感じつつ日々運転を楽しんでいます。

 

そんな中、先日ネットを検索していると、以前からチェックしていた車内天井サイドにパイプを固定するパーツがクーポン利用と送料無料で半額くらいで購入できることを見つけ、思わず注文してしまいました。

 

このパーツは、天井横のアシストグリップを取り外し、代わりにこのパーツを付けることで、Φ25mmのパイプが固定できるというもの・・・

以前YouTubeで紹介されていて、チェックしていました。

  ・固定パーツ : ZSP-16(カーメイト)、4コ

 

 

パーツが届いたところで、これ以外に必要な部材をホームセンターに行って購入・・・

  ・ステンレスパイプ : Φ25mm、L=910mm、2本

  ・パイプエンドキャップ : 4コ

  ・ねじ、ワッシャー : M6、25mm ×4

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今回揃えた部材類・・・

部材の揃った先日、取り付け作業に掛かりました。

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後部荷室から見た天井部

まずは後部座席のアシストグリップを取り外し・・・

 

続いて、固定パーツの樹脂カバーを外し、中の金属パーツをアシストグリップの固定部に取り付け・・・

 

この時、アシストグリップのネジは使えないので、新規に購入したネジを使用・・・

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次に、パイプの位置を確認しながら、固定パーツに引っ掛けてネジ締めして固定。

 

合わせて固定パーツ自体も増し締めして、しっかり天井に固定しました。

 

最後に、固定パーツに樹脂カバーを取り付け、パイプの両端にもキャップをはめて完成しました。

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左右の2ヶ所にパイプを取り付けましたが、ドライバーだけで取り付けができ、特に取説が無くてもできる簡単な作業で、30~40分で完了しました(YouTubeで取り付けの様子は予習していましたが・・・)。

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取付後、後部荷室から見た様子

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910mmのパイプにしたので、運転席のすぐ後ろまで来ていますが、パイプの固定は後部座席側だけで行っているので、パイプの端に荷重をかけると少々不安・・・

 

でも、固定はしっかりしているので、通常のアシストグリップとしての使用や、軽い物を掛けたりするのは問題ないでしょう。

 

後日、バイク用に持っていたネットで適当な大きさのものがあったので、左右のパイプにフックを使って引っ掛けてみました。

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軽い物ならこのネット部分に収納可能

簡単な天井収納が完成し、今はサンシェードの収納場所として利用しています。

 

また、パイプ部分には服を掛けたり、温泉に入った後の濡れたタオルを掛けておくのに重宝しています。

 

最後に、今回のDIYでの部材費用を集計すると、

 ・固定パーツZSP-16:¥880×4(送料¥700)

 ・ステンレスパイプΦ25mm、L=910mm:¥528×2

 ・パイプエンドキャップ4個:\390

 ・ねじ、ワッシャーM6、25mm×4:\152

で総額¥5788ですが、クーポン利用と送料無料で¥3588で済みました。

 

岐阜県多治見市 永保寺ツーリング

セローのオイル交換を行った後、エンジンの調子を確認したくて、その週末の11/8日曜日、ふらっと岐阜県多治見市まで出かけてきました。

 

目的地は「虎渓山永保寺(こけいざんえいほうじ)」・・・

 

鎌倉時代に開創された臨済宗の禅寺で、「観音堂」と「開山堂」は国宝に指定されており、樹齢約700年の大銀杏も有名な場所です。

 

ロードバイク(自転車)に乗り始めた20代の頃にショップ主催のツーリングで訪れたことがあるはずですが、記憶がほとんどなく、今回再び訪れることで、昔の記憶を呼び覚すことにしました。

 

永保寺には10時過ぎに到着・・・

 

少し離れた所に無料の駐車場があり、警備の方が丁寧に挨拶/誘導してくれました。

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駐車場にあった案内板

お寺まで通じる坂道を下って行くと、本堂や庭園が見え始め、思っていた以上に立派で、紅葉も見頃で、タブレットで写真を撮りながら散策を始めました(一眼レフカメラを持ってこなかったことに後悔・・・)。

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訪れる参拝者も多く、そんな中に混ざって、境内を順に巡りましたが、昔訪れた時の記憶にあるのは大銀杏の木だけ・・・

逆に新鮮な気持ちで素晴らしい景観を眺めることができました。

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大銀杏の木は残念ながら黄葉にはまだ少し早かったようで緑のままでしたが、スケール大きなその姿を写真に収め、永保寺を後にしました。

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樹齢約700年の大銀杏の巨木

 

その後、昼食を食べるために土岐市へと移動・・・

 

永保寺から県道385号で土岐市街へと向かいましたが、途中土岐川に沿ったこのルートは道幅が狭く、山も迫って峡谷のようになり、眼下の土岐川も岩肌を削った流れになって、景観が一変しました。

 

主要国道19号から山を隔てた1本北側のルートなので、市街地からも離れていないのに、思わぬ景観がこんな場所にあることに驚くと共に、昔ロードバイクでここを走った記憶が蘇りました(完全にこのルートは忘れていました・・・)。

 

土岐市では10月に初めて訪れた「加登屋食堂」に再び立ち寄りました。

 

開店から15分ほど経過していましたが既に満席で、前回同様ライダーの数も多く、やはり人気店のようです。

 

空席待ちをした後、家族で訪れた前回、次男が注文した「唐揚げ定食(5ケ)」(¥1030)を注文・・・(ちなみに唐揚げ定食は3ケ、5ケ、7ケで選択可能)。

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生姜風味のシンプルな味付け

このお店の唐揚げは1個が大きく、さすがに5個を完食は無理なので、2個だけ食べて3個は持ち帰り、家族へのお土産としました。

 

唐揚げ2個だけでも満腹となり、この後、いつもの国道363号に出て、自宅へと帰りました。

 

走行距離は短かったですがオイル交換後のセローの調子を確認し、昔の記憶を辿りながら美しい景観に出会うことができ、さらにお腹も満腹になって、充実した秋の休日となりました。

 

 

 

 

セロー オイル交換

今年2月に納車された新型セロー・・・

 

約20年ぶりのバイク復活となり、最初は恐々乗っていましたが、4月には走行1000kmに達して、メーカー無料点検でオイルとエレメントを交換してもらいました。

 

暖かくなった春以降も、日帰りソロツーリングばかりでしたが、週末に近郊の各所を巡り、10月末のロングツーリングで4000kmを超え、2回目のオイル交換の時期が来ました。

 

昔、セローに乗っていた時もオイル交換ぐらいは自分でやっていたので、今回も久しぶりに挑戦しようと、ネットやホームセンターで必要な物を事前に調達しておきました。

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オイル交換に先立ち買い揃えた物

オイルはヤマハ純正の「ヤマハルーブ スポーツ オイル」を購入・・・

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4L缶で購入

 

交換オイル量は1.2Lなので、少しでも割安な4L缶をネットで購入ましたが、心配していた缶の凹みや漏れもなく、無事に届きました。

 

納車時は純正の「スタンダード オイル」が入っているようですが、1ランク上のオイルにしてみました。

 

オイルと共に合わせて交換するドレンワッシャーもネットで購入しましたが、検索中にエンジンオイル内の金属屑を回収するマグネット付きのドレンボルトを見つけ、試しに使ってみようと合わせて購入しました。

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ドレンワッシャーと共に、お試しでマグネット付きボルトも交換

 

 

オイル交換をする前に私のセローはツーリング仕様のため、まずはエンジンガードを取り外し・・・

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エンジンガードを下から覗くとこんな感じ・・・

4点の固定ネジを外しましたが、フレームとガードの間にあるゴムプレートで密着していて取れそうもないので、ハンマーで叩いて何とか取り外しました。

 

初めて見るエンジン下は、ダートをほとんど走っていないので汚れも少なく、新型セローで変更となったカラーフレームの赤が映えていました(自己満足!)。

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赤のフレームが映える~~~

続いてエンジンをかけて2~3分暖機してから、廃油ポイを用意し、手が汚れないようにビニールの使い捨て手袋をして、ドレンボルトを緩め、最後はオイルが飛び散らないように慎重に取り外しました。

 

出てきてオイルは、真っ黒とまでいかないまでも思っていた以上に変色していました。

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予想以上に汚れていた感じ・・・

しっかりオイルを抜いて、新たに購入したドレンボルトとワッシャーを取り付け、オイルを計量してジョッキ使って投入・・・

 

取り外したエンジンガードの汚れを落とし、磨いてきれいにした後、元の状態に取り付けて、無事にオイル交換は完了しました。

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外したついでにキレイにして元に戻しました

次回はいつになるかわかりませんが、また3000kmほど走行したら、今度はエレメントも一緒に交換の予定です。

しらびそ峠ツーリング ~その③~

10/31に念願だった長野県飯田市上村の「しらびそ峠」を再訪し、天候に恵まれて紅葉と南アルプスの大パノラマを満喫した後、往路と異なるもう1つのルートで下り始めました。

 

峠付近は標高が1800m近くあり、針葉樹が中心でシラビソやカラマツ?は見事に黄葉していました。

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黄葉と青い空

途中、バイクを停めて景色を眺めると、いくつも連なる山並みと共に眼下にはこれから下っていく紅葉の山肌を見下ろすことができました。

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遥か先の山並みまで見渡すことができました

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峠を目指して上って来る対向車に気を付けながら下っていくと、中腹以降は広葉樹の紅葉で覆われたルートへと変化し、午後からの陽射しを浴びて輝くその景色に時々目を奪われてしまうほどでした。

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峠からの帰りのルートも紅葉が見事でした

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紅葉のトンネル・・・陽射しで輝き綺麗でした

その後、R152へと合流し、喬木村飯田市街地へと抜けるため、すぐに三遠南信自動車道の「矢筈トンネル」(全長4176m、1994年開通)に入りました。

 

このトンネルは無料で、初めて「しらびそ峠」を訪れた30年前にはトンネルはなく、山越えルートで1時間以上掛かっていましたが、このトンネルのおかげで5分ほどで通過・・・

上村の秘境感は少し薄れたものの、住民の方には欠かせない道路となりました。

 

トンネルを抜けると高架道路は終了となり、県道へと合流・・・

喬木村を抜けて飯田市街へと入りました。

 

飯田市では遅い昼食を取るため、以前からチェックしていた食堂を目指しましたが、2時の営業時間に間に合わず断念・・・

 

バイクのみ給油して満腹にし、R153号で帰路に着きました。

(ちなみにこの給油時の燃費は44.92km/Lでした。)

 

飯田市街から先のR153は広く、快走できるものの、2つの峠越えの山間ルートのため、15時前だというのにどんどん陽が陰り、少々肌寒く感じてきました。

 

そんな中、平谷村に入ってところで以前からチェックしていたいろり焼きのお店があり、遅い昼食を取って体を温めることにしました。

 

お店は営業時間中ではあったようですが、15時でお客さんはおらず、仕込み中のようで、定食しかできないということだったので看板メニューの「大柳定食」(¥1870)を注文・・・

 

囲炉裏の炭火を起こしてもらい、焼き方の説明を受けながら五平餅(2本)と山女魚の塩焼き(小さいので3匹)を焼き、暖を取りました。

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いろり焼き「大柳」の店内

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五平餅は2分おきにひっくり返し、膨らんだらタレを付けて焼き上げて完成・・・

 

タレはクルミエゴマ、サンショウの3種類があり、いろんな味を食べ比べてみました。

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焼き方の説明書きと五平餅のタレ

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タレを変えながら、焼きたての五平餅を味わいました

山女魚は片面ずつしっかり水を落としながら焼いた後、お店の人の言うように頭から全部食べることができ、マスやイワナ、アユの塩焼きとは違った味と食感を楽しみました。

 

いろり焼きでしっかり時間が掛かってしまい、食べ終ってお店を出る頃には16時を過ぎ、陽が傾き始めていましたが、R153とR418の合流点で、往路とは逆の西に進み、その後、R257、R363を経て、自宅へと帰りました。

 

途中、すっかり暗くなり、バイク復活後、初めての夜間走行になりましたが、少々心細いセローのヘッドライトの明かりを頼りに走行しました。

 

走行距離は300kmを超え、山岳ルートが多かったこともあって距離以上に疲れましたが、念願だった「しらびそ峠」をバイクで再訪することができて、大満足のツーリングになりました。

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しらびそ峠ツーリング ~その②~

10/31のツーリングで、長野県飯田市上村のR152を快走・・・

 

ここから目的とする「しらびそ峠」へは2つのルートがあるのですが、往路は久しぶりに南側のルートを選択・・・

 

「下栗の里」の案内板を見つけ、南アルプスの西側に位置する2000m級の山腹をかけ上るルートに入り、対向車とカーブに気を付けながら延々と登り続けました。

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R152から下栗の里への分岐

南信州遠山郷「下栗の里」は、南アルプスを望む山腹の標高800~1,000mの東面傾斜面にあり、最大38度の傾斜面に点在する耕地や家屋はその景観から「日本のチロル」とも呼ばれ、平成21年には「にほんの里100選」にも選ばれた場所です。

 

標高が高くなり、ルートが山腹の西側から東側に周り始めると下栗の集落へと入り、谷を隔てた先に南アルプスの山容が見え始めました。

 

傾斜面のため道路は狭く、集落の方の住宅のすぐ脇を走ることになるので、スピードを落とし、住民の方に迷惑にならないように静かに走りました。 

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急な傾斜面に集落が広がる

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集落の中の狭い道を静かに走行

集落を抜けると、そこから「しらびそ高原」は尾根を東西に蛇行しながら進む「南アルプスエコーライン」(約15km)となり、紅葉と南アルプスの稜線を左に見ながら走行しました。

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ちょうど紅葉は見頃でした。道路脇には落ち葉が積もっていて滑りそう・・・

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エコーラインの後半は左側に南アルプスの稜線を見ながらの走行が続く

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谷を隔てた向こうに南アルプスの山々が・・・

初めて訪れた30年ほど前はダートで距離があるため、結構ハードでしたが、今は全線舗装されており、アプローチは楽になったものの、相変わらず道は狭く、カーブが連続するので景色に気の抜けない走行が続きました。

 

でも、天候は雲1つない快晴で、標高の割に暖かく、景色も最高のため、気分は最高でした。

 

そして12時過ぎ、標高1900mに位置する「しらびそ高原」に到着・・・

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訪れる人は少なく閑散と・・・

紅葉の時期でしたが、訪れる人は車・バイク合わせて10台ほどで閑散としており、新型コロナの影響か、高原にあるホテル・レストランの施設は営業しておらず、予定していたここでの昼食を取ることができませんでした。

 

仕方がないので、展望台を巡り、今回持参した一眼デジカメを取り出して景色やバイクの写真を撮り、40分ほど滞在して出発・・・

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展望台からの眺め

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南アルプスの稜線もはっきり見える好天でした

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背景は南アルプス

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駐車場の反対側から、中央アルプスも遠望できました

数10m下ったところにある「しらびそ峠」にも立ち寄って、昔からある懐かしい看板の前でバイクと共に写真におさめました。

 

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これまで何度か訪れた峠の看板前でも撮影

(その③に続く)

しらびそ峠ツーリング ~その①~

ブログ記事の更新が遅れ気味で、2週間前のツーリングになりますが紹介します。

 

秋も深まり、ツーリングには最高の季節となって、晴天が期待できそうな10/31の土曜日、ロングツーリングを計画しました。

 

行先は長野県飯田市上村の「しらびそ峠」・・・

南アルプスの西側に位置するこの場所はアプローチしにくいため、訪れたことのある人は少ないと思うので、最初に往路ルートを紹介しておきます。

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今回のツーリングの往路

しらびそ峠」は今から30年ほど前に後輩から教えてもらって初めて車で訪れ、目の前に連なる南アルプスの山々の雄大な景色に感動し、自然の奥深さ・秘境ムードも気に入って、以降車やバイク、そして結婚後家族とも訪れた場所で、今年再びバイクに乗るようになって、「また、行きたい!」と思っていました。

 

本来なら、キャンプツーリングで1泊してゆっくりと周辺も含めて巡りたいところですが、なかなか実現できず、今年も秋が深まっていく中、急遽日帰りツーリングを思い立ちました。

 

距離があるので、6時半過ぎに自宅を出発・・・

 

標高が高い場所なので、上はフリースと昔使っていたエンデューロジャケット、下はツーリングパンツにオーバーパンツという冬装備で準備しました。

 

気温は3℃ほどだったので、体はそれほど寒く感じなかったのですが、グローブは革製で風は通さないものの、保温性はないので、最初の休憩ポイントである愛知県豊田市のR153沿いの道の駅「どんぐりの里いなぶ」に到着する頃には、指先の感覚がおかしくなってヘルメットが脱げないほどになっていました。

 

仕方がないので、何とかお金を出して自販機でホットの缶コーヒーを買い、指先をしばらく温めて復活させました(この時期のツーリングを甘く考え、グローブの選定を間違えました)。

 

体が復活したところで再びR153を進み、平谷村でR418へ・・・

 

その頃には陽射しが射すようになって指先の冷たさも気にする必要がなくなり、峠越えのルートは紅葉が真っ盛りで、気分も高揚し、絶好のツーリング日和となってきました。

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R418平谷峠からの眺望

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R418平谷峠越え 紅葉Good!

峠を越えて長野県売木村、続いて阿南町へと移動し、R151と合流したところで、道の駅「信州信野千石平」で休憩・・・

 

駐車場には主に三河地方や浜松ナンバーのバイクが数多く停まっていました。

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これ以外にも多くのバイクが停まっていました

寒さでトイレが近くなり、用を済ませた後、そばなどの温かい物で腹ごしらえと思いましたが、営業しておらず断念・・・

 

道の駅を出発してすぐにR418へと入りましたが、「この先で通行止め」の看板(夏の大雨の影響?)があり、予定していたルートの変更を余儀なくされ、一旦R151を北上してから、天竜川方面に向かうルートを選択しました。

 

R151も大雨、がけ崩れの復旧工事のためか、何ヶ所か片側交互通行の箇所がありましたが、迂回ルートに進入・・・

 

ここからは初めてのルートになるので、期待を胸に慎重に走ると、途中から対岸に秘境ローカル線として知られるJR「飯田線」を対岸に見ながら天竜川沿いを走るルートとなり、紅葉で彩られた山肌に囲まれ、走っているだけで満足感が込み上げてきました。

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黄緑の水面の天竜川・・・もっと写真/動画を撮ればよかった

その後、予定のR418に合流し北上して飯田市へと入り、道の駅「遠山郷」に立ち寄りました。

 

この道の駅は温泉施設があったものの、食べ物の売店は見当たらず、温かい物も補給できず、体を休めただけで出発・・・

 

懐かしい上村の景色と「しらびそ峠」はもうすぐとなり、期待を胸にR152を北上しました。

(その②に続く)

新穂高紅葉&雪景色ドライブ ~その③~

新穂高ロープウェイ終点の「西穂高口駅」の展望台で新雪の大パノラマを満喫して、10時過ぎに下山を開始・・・

 

ロープウェイは30分おきの運行のため、中間駅で少し待ちが発生しましたが、車の置いてある一番下の「新穂高温泉駅」に30分ほどで到着しました。

 

お土産を購入して愛車ジム二―のもとに戻りましたが、久しぶりにここ新穂高まで来て、このまま帰るのは流石に惜しいので、すぐ隣の栃尾温泉にある温泉施設「荒神の湯」に立ち寄りました(利用料は維持協力金として200円程度とあり、入口の黄色のBOXに投入)。

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温泉に入って体が暖まり、昨夜からの深夜の移動で眠くなりそうなので、安全運転に気を付けて走り出しました。

 

帰路は、

 ①安房トンネルから乗鞍高原方面に抜けて国道19号に出て帰るルート

 ②高山市から西へ進み、国道257、472号のせせらぎ街道で紅葉をさらに楽しんで、

       国道156号で帰るルート

 ③往路と同様、高山から国道41号を南下するルート

などの選択肢があり、いろいろ寄り道したい気持ちもありましたが、帰りの走行距離と体力を考慮し、一番負担の少ない往路と同じ③ルートを選びました(無理のきかない年齢になってきました)。

 

来る時は真っ暗で何も見えなかったルートでしたが、帰りは紅葉や雄大な山の景色が広がっていました。

 

思わず車を停めて写真を撮りたいところでしたが、交通量も多く、復旧工事の片側通行も続くのでそのまま走行し、高山市へと向かいました。

 

途中、市街地を避けて国道361号に入り、ショートカットして国道41号に合流・・・

 

時間も13時を過ぎたので、お気に入りのYouTubeで紹介されていた岐阜県下呂市萩原町の食堂「大安」に急行・・・

 

13時を過ぎても地元の人やライダーなどで行列ができていて、5~6組ほどの待っていましたが、回転が速く、何とか席に着くことができました。

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この食堂は、定食/丼ものから麺類と一通りのメニューがあるのですが、多くの人が注文しているのは下呂地方のB級グルメと言える”けいちゃん”をはじめ、”とんちゃん”、”牛ちゃん”、”マトン”などの焼肉類・・・

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私も迷わずその焼き肉の中から”とんちゃん定食”を注文しました。

 

出てきた定食は冷奴と味噌汁付きで、テーブル上のガスコンロで自分で焼きながら食べるというスタイル・・・

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お肉は柔らかく、味付けも良かったのでご飯が進み、お替りさせてもらいました(定食は800円でご飯はお替り自由)。

 

お腹だけでなく心も満足感で満たされ、また下呂方面に来ることがあれば寄りたいと思わせる、そんな食堂でした。

 

その後、特に眠気に襲われることもなく、車の流れもスムーズで、順調に国道41号を南下し、自宅に帰りました。

 

今回は9月の福井県三方五湖に続き、新型ジムニーで2回目の長距離ドライブでしたが、普段通勤と街乗りで燃費が12km/Lのところ、今回帰宅前に給油して計算すると16.6km/Lまで伸びていてビックリ!

 

また、いつかジムニーでどこか遠出したいと思わせる、そんな今回のドライブになりました。